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今週は新潟で「アイビスサマーダッシュ」が行われる。外枠有利と言われる中、過去4年は全て1番人気馬が優勝。一方、札幌の「クイーンステークス」も、1番人気馬が6年連続で馬券に。今週は1番人気馬に注目だ!
盛夏を迎え、新潟、小倉へと舞台は移る。その新潟開幕のメインはアイビスサマーダッシュ。新潟のみ唯一ある直線競馬(芝1000メートル)の重賞だ。
歴史が浅いだけに、特徴をつかみづらいところがある。一瞬の競馬と言ってよく、逃げ、差し、勝ち馬の決め脚はまばら。それに、そのたびにペースや流れが違ってくるだけに、要は直千競馬の適性が決定的にモノを言うということだろう。
しかし、実績があるといっても、年に一度の重賞。やはり各馬の能力の比較が大切ということになるか。
これまでの16回で1番人気馬は6勝(2着2回)。2番人気馬は3勝(2着2回)。馬単が導入された02年以降、その馬単で万馬券が飛び出したのは5回(馬連では1回のみ)。特に大きく荒れることはないが、前述したようにつかみづらく、難解な一戦と言ってよさそうだ。
ただ、夏場の厳しい暑さの中での競馬。夏に強いと言われる牝馬が活躍している点は知っておいて損はない。過去16回のうち、牝馬が圧倒しており、11勝(2着6回)をあげている。人気薄でも牝馬を軽く見るのは禁物ということだ。
今回の顔ぶれから大きく抜けた馬はおらず、ハイレベルの混戦模様と見るべきか。なら当方としても狙ってみたいのは牝馬。中でもレジーナフォルテに期待を寄せてみたい。
3戦目で未勝利を勝ち上がったのが同じ舞台。それもレコードでの圧勝だった。新潟の直千競馬の適性は間違いなく高いということだ。
その後は一息足りないレースが続いていたが、雪うさぎ賞で2勝目をあげ、その2戦後の前走、さくらんぼ特別を快勝。しかも、その前走は古馬と初顔合わせだっただけに、ここにきてかなり地力強化しているのは明らかだ。
控える競馬が板についてきたのも強調していいことだが、前走から1キロ軽い51キロの軽斤量で走れるのも有利だろう。牝馬にしては490キロ台と馬格があり、それが豊かなスピードの源泉。コンビを組む杉原騎手は「短距離の適性はかなりのもの」と、そのスピードにゾッコンだ。
この中間も順調そのもので、稽古でも軽快でリズミカルな動きを披露していた。状態はさらに良化している印象で、佐藤吉調教師も「相手は一気に強くなるが、それでも楽しみはある」と、ヤル気をにじませる。であれば、勝機は十分にある。
曾祖母タレンティドガールはエリザベス女王杯を制した女傑で、近親にニッポーテイオー(安田記念などGI3勝)がいる良血。開幕週であり、少々の雨では影響のない高速馬場。持ち味であるスピードを存分に発揮してくれるだろう。
北海道は、札幌競馬場の開幕週。そのメインはクイーンステークスだ。
アエロリット(NHKマイルC)、アドマイヤリード(ヴィクトリアマイル)の両GI馬の出走でレースは盛り上がりを見せるが、狙いはクロコスミア。
前走は降級戦で相手が弱かったが、楽々と逃げきってのレコード勝ち。使われたことでさらに良化。厩舎スタッフは「馬体がふっくらして、いい感じの仕上がりにある」と、状態のよさ、充実ぶりを強調する。
目下、準オープンの身だが、GIIローズSで2着するなど、重賞で上位争いを演じてきた馬。力量はここに入っても決して見劣りすることはない。
このところ逃げて活路を開いているが、控えても競馬ができる馬。ノットフォーマルがハナを主張するようなら、番手以下でも問題ない。函館デビューで洋芝に実績を残しているのは強みで、充実の4歳馬。道悪競馬もうまく、晴雨にかかわらず大きく狙ってみたい。
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