スポーツ

村田諒太、勝利後のリングで「フジテレビは嫌われているかも」発言の深意!

 10月22日、WBA世界ミドル級王座決定戦でアッサン・エンダムに7回終了TKOで勝利し、世界王者となった村田諒太。

 5月の対戦ではダウンを奪いながら不可解な判定で敗北した相手に対し、みごとリベンジを果たした。

 フジテレビ系で生中継され、平均視聴率が20.5%(ビデオリサーチ調べ・関東)に達した今回の試合。

 卓越した実力だけでなく、“闘う哲学者”とも呼ばれる彼の発言にも大きな注目が集まっている。

 試合後のインタビューで「勝つということは相手を踏みにじり、その上に自分が立つこと。勝つ人間は責任が伴う」と語った村田だが、さらに、衝撃的な発言が飛び出した。

 関係者への感謝を述べる中、試合を生中継したフジテレビについて「(観客と視聴者が)あんまり好きじゃないかもしれないけど」と語った村田。

 果たして、発言の真意は──。

 この発言について「フジの局内では村田に感謝する声ばかりですね」と明かすのはテレビ関係者。勝利を喜ぶだけでなく、なぜ「フジテレビは嫌われている」指摘に感謝するのか?

 その背景に「信頼関係と村田の男気」があるとこのテレビ関係者はさらにこんな見方を披露する。

「ロンドン五輪後、村田にプロ転向を強く勧めたのはフジテレビなんです。両者に信頼関係があるのはもちろん、村田はフジテレビが近年、ネットを中心に嫌われ、視聴率でも低迷している“窮状”に残念な思いでいたんでしょう。あえて快挙を達成した場で“フジは嫌われているけども、オレは感謝しているよ”と指摘することにより、フジテレビもいいところがあることを示唆して、風当たりが弱まることを意図して発言したに違いありません」

 村田の発言で「『男気に感動して泣いた』というフジ社員は何人もいる」という同関係者。

 衝撃発言の裏に“熱い男気”があったようだ。

(白川健一)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
2
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」
3
「コーチに無断でフォーム改造⇒大失敗」2軍のドン底に沈んだ阪神・湯浅京己のボコボコ地獄
4
フジテレビ・井上清華アナ「治らない顎関節症」と「致死量ストレス」の不穏な関係
5
【大騒動】楽天・田中将大が投げられない!術後「容体不良説」も出た「斎藤佑樹との立場逆転」