田幸和歌子

社会

医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<春うつ&コロナうつ>気温の寒暖差が自律神経に影響大

春は何かとストレスを感じやすい時期。進学・就職・異動など、生活環境の変化によって、心身に不調が生じる「春うつ」には要注意である。さらに、今年は「コロナうつ」にも気をつけたいところ。たび重なるまん延防止等重点措置や、感染リスク、将来への不安が…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<新型栄養失調>高齢者の5人に1人が…経済的理由ではなかった

シニア世代の「栄養失調」が問題になっている。経済的な理由によらない点が特徴で「新型栄養失調」と言われるゆえんだ。摂取カロリー自体は足りているのに、体に必要な栄養素であるタンパク質やビタミン、ミネラルなどが不足している状態を指す。実際、70歳…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<逆流性食道炎>症状のひとつが「食道ガン」と同じ

日本人には少ないと言われていたが、近年、患者数が増加しているのが「逆流性食道炎」だ。原因は、食生活の欧米化やピロリ菌感染者の減少が挙げられる。「逆流性食道炎」は、胃酸が逆流することによって食道に炎症が起きる病気。ピロリ菌がいないと胃酸の分泌…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<睡眠時無呼吸症候群>低酸素状態の放置で心筋梗塞や脳卒中に

たっぷり寝ているはずなのに眠い──これは「過眠症」の可能性も考えられる。中高年の場合、睡眠に関して特に注意が必要なのが「睡眠時無呼吸症候群」だ。これは、睡眠時に何度も呼吸が止まる病気。放置しておくと命にかかわる危険もある。症状が現れるのが眠…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<高血圧>「140/90⇒130/80」降圧基準が変わった

日本では約4300万人の患者がいると推計されている「高血圧」。長年、高血圧の診断基準は「140mmHg(収縮期血圧)/90mmHg(拡張期血圧)」とされてきたが、日本高血圧学会が「高血圧治療ガイドライン」を改訂。75歳未満の成人の降圧目標が…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<加湿器肺炎>カビを含んだ雑菌が空気中に漂うと…

冬の乾燥に欠かせない加湿器。ところが、加湿器内にカビが発生し、「加湿器肺炎」を発症するケースが増えているという。原因は加湿器の給水タンクやフィルターの中で繁殖したカビやレジオネラ菌などの雑菌。加湿器から出る蒸気とともにエアロゾル(微粒子)と…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<サルコぺニア>加齢による筋力低下を予防する食品と運動は?

最近、歩く速度が遅くなり転ぶことも多くなった──。もしかしたら「サルコぺニア」かもしれない。聞き慣れない言葉だが、加齢によって筋肉量が減少し、筋力や運動機能が低下する状態を指す。老化による筋肉の減少は転倒などのリスクにもつながる。2016年…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<アルツハイマー型認知症>原因は「脳内のゴミ」40代から変化が…

高齢化社会で増加の一途をたどる認知症。その7割を占めるのが「アルツハイマー型認知症」だ。この「アルツハイマー型」は、「アミロイドβ(ベータ)」という物質が脳に一定量蓄積することで、脳の悪化の引き金となることが研究でわかっている。「アミロイド…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<大腸ガン>初期は無症状。早期発見なら100%完治

近年、大腸ガンによる死亡者数が増加している。主な理由は、日本人の生活環境の変化と食の欧米化の影響にある。この病気は40歳以降に発症することが多いが、早期発見できれば、ほぼ100%完治すると言っても過言ではない。ただ、初期症状は無症状の場合が…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<不安定狭心症>安静時でも胸痛が…高血圧・肥満・喫煙はNG

寒さが厳しくなる時期に多いのが、「心筋梗塞」や「狭心症」などの心臓疾患だ。特に危険なのが、突然死を起こす「急性冠症候群」。これは冠動脈(心臓に血液を送るための血管)が突然塞がることで血栓ができ、冠動脈内腔が急速に狭窄、閉塞した状態を指してい…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<ダニ>難治性の皮膚疾患を発症してしまったら…

家の中に潜むダニといえば、梅雨から夏の時期にかけて大量発生すると思われがちだが、冬も繁殖しやすい季節。今の家屋は機密性が高い上に、エアコンによって、「温度20℃~30℃、湿度60%以上」というダニが繁殖しやすい条件に合致するのだ。ダニは、お…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<副鼻腔炎>ポリープがキノコ状に…。再発性でなかなか治らず

「鼻詰まりがなかなか治らない」「鼻がグシュグシュしている」──。この原因は「副鼻腔炎」かもしれない。これは風邪のウイルスや細菌、アレルギーなどにより「副鼻腔(鼻腔につながる顔面骨の空洞)」の粘膜に炎症が起きて発症する。特に厄介なのが「好酸球…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<PTSD(心的外傷後ストレス障害)>眼球運動の治療でトラウマを克服できる

過去の辛い記憶が突然「フラッシュバック」する「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」。95年の阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件をきっかけに、深い心の傷や大きなストレスを受けた後に強い精神的な苦痛が持続する病気として、一般にも広く知られるよう…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<声枯れ>隠れた大動脈瘤や脳卒中。60歳以上には喉頭ガンが

「声がかすれやすい」「声枯れが続く」などの異変があれば、声帯や咽頭に異常が起きたサインだ。大声の出しすぎによるのどの酷使や、アレルギー反応、喫煙、飲酒などでも「声枯れ」は起こる。加えて、60代以上くらいになると、加齢が原因で「声帯萎縮」が起…

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