大相撲が今、激流のただ中にいる。審判部から「九州場所を大関獲りの起点と考える」と伝えられたのは若元春だった。年明けの初場所は琴桜、豊昇龍にとっての横綱挑戦の場所であるばかりではなく、若元春の大関挑戦の基礎固めの場所になった。相撲ライターが言...
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「日本の高校や大学の相撲部に所属する、モンゴル人たちの進路選定が難航しています」こう吐露して頭を抱えるのは、アマチュア相撲に詳しい角界関係者である。日本の学生相撲出身のモンゴル人力士は、大相撲で一大勢力を築いている。鳥取城北高校出身の横綱・...
記事全文を読む→大相撲九州場所で初優勝した大関・琴桜の祖父、初代琴桜は右押っつけ、左のど輪で一気に攻める押し相撲を得意として、「猛牛」と呼ばれた。1972年の九州場所、14勝1敗で3度目の優勝を飾ると、1973年1月場所も14勝1敗で連覇し、場所後に横綱に...
記事全文を読む→大相撲九州場所を5勝2敗で勝ち越した、木竜皇という幕下の力士がいる。これにより、わずか1場所での返り十両を確実なものにしたわけだが、その背景には「二世力士」とは思えないハングリー精神があった。角界OBが解説する。「新十両で迎えた今年の9月場...
記事全文を読む→大相撲九州場所は11月24日の千秋楽、14日目まで13勝1敗で並んでいた琴桜と豊昇龍の大関決戦となった。結びの一番で対戦すると、琴桜が叩き込みで下し、初優勝を果たした。大関在位5場所目での悲願成就だった。豊昇龍は関脇だった昨年名古屋場所以来...
記事全文を読む→復帰が叶わぬまま、大相撲の名解説者が逝ってしまった。元横綱で、師匠としても2人の横綱を育て、解説者としてはその辛口評論が視聴者に愛された北の富士勝昭さんが、療養中だった都内の病院で亡くなっていたことがわかった。82歳だった。北の富士さんは1...
記事全文を読む→開催中の大相撲・九州場所序盤、大関・豊昇龍が順調な滑り出しで、今場所こそはと、大いに期待を持たせている。まずは相撲ライターの分析を聞こう。「豊昇龍の破壊力は、初日から王鵬、若元春、平戸海を一方的に攻め切った相撲を見てわかります。大関昇進後、...
記事全文を読む→たび重なる右膝の負傷で幕下まで番付を下げながら、その苦難を乗り越え、この大相撲九州場所で東前頭2枚目にまで復活した若隆景。優勝経験がある元関脇は「久々の幕内上位での相撲。気を引き締めて一日一番、相撲を取っていきます」と謙虚だが、相撲ライター...
記事全文を読む→「先場所は情けない相撲を見せてしまった。しっかり勝ち越して、三役に戻れるよう頑張る」大相撲秋場所を7勝8敗と負け越し、小結から陥落してしまった平戸海が、九州場所(11月10日初日)でリベンジすべく、猛稽古を重ねている。相撲部屋関係者が言う。...
記事全文を読む→大相撲が日本の国技として定着したのは、1909年(明治42年)、東京場所の「常設館」を「国技館」と命名したことに端を発する。だが実は、相撲の起源は宮中行事の相撲節会に遡る。「日本書紀」によれば「相撲を最初に取ったのは女性」だとされ、江戸時代...
記事全文を読む→大相撲九州場所(11月10日初日)の番付が発表されたが、どの力士よりもことさら視線を注がれているのは、幕下東三十四枚目の須山だった。何を隠そう、この須山、日本の最高学府である東京大学出身なのだ。スポーツ紙記者が言う。「さいたま市立浦和高校と...
記事全文を読む→大相撲秋場所では13勝2敗で十両優勝を飾り、幕内復帰(西前頭16枚目)を決めた尊富士。新大関として九州場所(11月10日初日)を迎える大の里に負けられないと、目下「てっぽう1000回」のノルマを自らに課し、こなしている。相撲部屋関係者が言う...
記事全文を読む→日本相撲協会は秋巡業を10月17日から離脱した新大関・大の里の診断書を公表し、「アデノウイルス感染症で約1週間の安静、加療を要する見込み」と明かした。アデノウイルスは非常に感染力の高いウイルスで、協会発表では1週間の加療が必要ということにな...
記事全文を読む→横綱・照ノ富士に引退危機がヒタヒタと迫っている。秋場所は両膝の不具合で全休。この2年間でなんと9回もの休場をしているのだ。横綱審議委員会は「秋巡業には参加し、稽古を積んで、できるだけ早い復帰への意気込みと責任感を示している。そこを見守ってい...
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