スポーツ
Posted on 2018年06月02日 09:58

「打撃絶不調」阪神・ロサリオに金本監督が教えるべき“努力の仕方”

2018年06月02日 09:58

 トラの低迷は打線の低迷につきるが、金本知憲監督にとって、最大の誤算は4番を予定して獲得したウィリン・ロサリオの不振だろう。不動の4番として期待されるも、5月12日の広島戦から打順は5番に下げられ、一度は4番に戻ったが、27日の巨人戦から7番に下げられた。30日に行われたセ・パ交流戦でソフトバンクに敗れた試合では、3打席連続三振に終わった。

「性格はマジメ。不振はオープン戦途中からでしたが、金本監督が『それでも4番』と報道陣の前で言い切ったのを伝え聞き、必死に練習していました。左足を上げるなどの試行錯誤を続けるのもマジメさゆえです」(在阪記者)

 そのマジメさが報われないのはかわいそうだが、努力の仕方にも問題はあるようだ。たとえば、ロサリオの後の5番を任されることが多い福留孝介は目的に応じて、試合前の練習メニューを変えている。

「ティー打撃の練習にしても、目的に応じて変えています。ボールを上げる間隔を短くしてもらい、スイングスピードを高めたり、逆方向に流すティー打撃をやっている日もありました」(前出・在阪記者)

 鳥谷敬にしても、そうだ。全体練習前に自主トレをするのだが、球場入りはいつも1、2番を争うほど早い。それは、若手時代から今日までまったく変わっていない。「準備運動やストレッチに長く時間を掛けるようになったので、むしろ球場入りの時間は早まった」(関係者)との声も聞かれた。

「ライバル球団の巨人・阿部にしても、年齢とともに練習時間はむしろ増えています。瞬発力がスイングスピードを落とさないため、トレーナーにお願いして、個別練習メニューを作成しています」(前出・関係者)

 5月31日時点で、阪神は5勝7敗と巨人に負け越している。ロサリオと阿部、4番の力量差が如実に表れた結果だろう。単にバットを振るよりも、目的に応じて練習メニューを変えたほうがよほど効率もいい。金本監督はロサリオに「努力の仕方」を教えてやるべきだ。

(スポーツライター・飯山満)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年05月02日 18:00

    三陸沖で再び地震が発生し、富士山噴火を危惧する特番が組まれ、高市政権は武器輸出を解禁─この不穏な流れは何かの兆しなのか?いち早く察知したのは「Mr.都市伝説」関暁夫氏だ。30年以上前に作られたカードが、驚愕の未来を暗示しているという。いった...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月03日 18:00

    世界の大谷翔平の背中を追う「後継者」が、同じ米国で静かに存在感を強めようとしている。日本を経由せずに米大学で名を馳せて、即メジャー入団を夢見る怪物のことだ。ところが今、その進路を巡って“別シナリオ”が確定的と言われているのだ。は...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/28発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク