スポーツ

元巨人・槙原寛己がヤクルトの日本シリーズ進出を戦前予想した“切実”な理由

 11月20日から始ったプロ野球の日本シリーズ。前年、ともに最下位だったヤクルトとオリックスがCS(クライマックスシリーズ)を順調に勝ち上がり、激突。11月21日に行われた第2戦はヤクルトが勝利し、1勝1敗とし、23日に第3戦が東京ドームで行われる。

 1975年、最下位だった長嶋茂雄監督率いる巨人が翌年リーグ優勝、また、2014年、最下位だったヤクルトが、真中満監督新体制で翌年リーグ制覇…と、前年最下位から翌年、日本シリーズにコマを進めるケースは過去6度あった。だが、今回、7,8球団目となる前年最下位同士が日本シリーズで戦うこととなり、これは、史上初のことだ。

 巨人三本柱で活躍した元プロ野球選手・槙原寛己氏が、自身のYouTubeチャンネル〈ミスターパーフェクト槙原〉で、そんな興味深い日本シリーズの戦前予想を発表。ところが、撮影日は、CSのファイナルステージが始まった11月10日の前日の9日にもかかわらず、ファイナルステージの「ヤクルト-巨人」戦についてヤクルト勝利と宣言。その先の日本シリーズの予想までしていたのだった。同チャンネルの11月18日付けのタイトルは〈11月9日フライング予想【オリックスが4勝3敗】前年最下位同士の決戦!日本シリーズを制するのは?槙原の予言は当たるのか?〉といういささか複雑な響きだ。それによると、日本シリーズにヤクルトが進むと予想した理由については次のように話を展開させた。

 巨人が1戦目を山口俊投手で獲れば、2戦目には菅野智之投手が控えていることから、巨人有利とした槙原氏。だが、「どっちかって言われたら、ヤクルト…なぜかって言うと、貯金が無いチームが日本シリーズはちょっと行きづらいよ…。巨人OBとして、(巨人が日本シリーズに)行ったら行ったで応援しますよ。でも、ヤクルトが順調に行ってくれるほうが気持ち…スッキリするかなって感じがします」

 その口ぶりには、巨人OBという立場を突き抜け、予想というよりも、プロ野球OBとしての「切実な思い」が込められていたようだ。

 ともあれ、セ・パともに、CSの戦前予想はピタリと言い当てた槙原氏。タイトルにもある通り、「オリックス4勝3敗」で優勝の日本シリーズ予想もみごと大当たりとなるか。注目したい。

(ユーチューブライター・所ひで)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
橋本環奈になんという仕打ち!NHK「カムカム」再放送のせいで「おむすび」ころりん
2
広島カープ「まさかのコーチ全員留任」責任放棄に広島OB2人がダメ出し反論
3
田中将大「日本で移籍先ナシ」で急浮上した「来春メジャーキャンプ招待選手」の選択肢
4
「踊る大捜査線」新シリーズが集客のために繰り出した「2つの禁じ手」
5
巨人が即謝罪に追い込まれた試合前「阪神・藤浪晋太郎を揶揄」衝撃動画/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」