芸能
Posted on 2022年02月26日 17:57

大河よりも壮大「宮沢りえ殿」の男13人(3)国民的スターへと押し上げた「Santa Fe」

2022年02月26日 17:57

 宮沢を大人のオンナに変えたのは、何も恋人だけではない。仕事面で磨きをかけた男たちもいる。

 宮沢は80年代の美少女ブームの中で注目を集めた。そして、数多いる美少女から一歩抜きん出ることができたのは、写真家・篠山紀信氏(81)の手腕によるところが大きい。

「16歳でふんどし姿を披露したカレンダー、18歳の時に出したヘアヌード写真集『Santa Fe』。いずれも撮影したのは篠山氏です。ヘアヌード写真集となっていますが、実際にヘアが写っているのはワンカットだけ。芸術とエロスの境界を見事に突いた作品で、宮沢を美少女から国民的スターへと押し上げるブースターの役割を果たしました」(沖氏)

 また、宮沢は30代になって女優として開眼している。その後押しをしたのが、劇作家であり演出家でもある俳優の野田秀樹(66)だ。

「野田が主演と作・演出をした『透明人間の蒸気』という舞台に出演し、宮沢は『あまりの自分の無力さに驚いて、このままじゃいけないと思った』そうです。そして『40歳になるまでにできるだけ舞台に心も時間も費やし、その後も舞台に立っていられる役者になりたい』と話していました。まさに、師弟関係を結んだのです」(沖氏)

 その師弟関係の集大成と呼ばれるのが、13年の舞台「おのれナポレオン」だ。野田がプロデュースして自らも出演していたが、主演の天海祐希(54)が心筋梗塞で入院してしまう。舞台続行は不可能とみられたが、野田は急きょ宮沢を代役に推挙。わずか2日間の稽古で、台詞を覚え、見事に演じきって、師匠の期待に応えたのだ。

「宮沢も突然のオファーに戸惑っていたそうですが、『これが成功すれば、女優・宮沢りえは不動のものになる!』という野田の口説き文句が決定打になったそうです。それで成功させたのですから、舞台女優として株を上げたのは言うまでもありません」(演劇関係者)

 その脚本・演出を担当していたのが、三谷幸喜氏(60)だった。現在、宮沢が出演している「鎌倉殿の13人」の脚本家でもある。

「宮沢は『三谷さんとは代役を務めさせていただいた作品を除いては初めてのお仕事になります。やっとこの時が来たのかと、ワクワク、ドキドキでございます』と話しています。次は三谷氏によって、女優として進化していくのでは‥‥」(沖氏)

 宮沢は前述の対談で「年を重ねるごとに欲が増していく」と話していた。今後も公私とも欲望のままに突き進み、ニッポン芸能史の光り輝く存在になることだろう。

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