スポーツ
Posted on 2022年04月13日 09:58

日本名輪会・山口健治「「江戸鷹の目診断」/ホームでは無双の郡司が3連覇を飾る

2022年04月13日 09:58

「川崎記念」◎郡司浩平/○松浦悠士/▲吉田拓矢/△清水裕友/宿口陽一/守澤太志/東口善朋/成田和也/松谷秀幸/深谷知広/吉澤純平/野原雅也

 勝てないまでも、先行ラインにつけて連絡みを狙うのがベテラン選手だ。

「川崎記念」(4月14日【木】~17日【日】)はSS班の6人に、特別の決勝戦に進出した好調な1班選手も加わる豪華メンバー。細切れ戦が濃厚で、ゴールまで目の離せない激戦になりそうだ。

 居並ぶ強敵をものともせず、郡司浩平が地元記念3連覇を飾る。昨年は全日本選抜も制しているように、ホームバンクでは無双といっていい。先行する深谷知広につけ、松谷秀幸が3番手を固めるようなら、南関勢は断然有利の3者ライン。ここを勝って次走のいわき平ダービー(5月3日~)に弾みをつける。

 松浦悠士の動きがいい。取手全日本選抜と宇都宮ウィナーズCは、ともに決勝戦2着で、いずれも勝ちに等しい惜敗だった。清水裕友との中国コンビで早めに仕掛けて逆転にかける。

 あとは混戦待ちの吉田拓矢のまくり一閃と、ウィナーズCを制した清水の台頭を警戒する。

 43歳の成田和也が、全日本選抜とウィナーズCでファイナリスト入り。強引な競りと、それに伴う落車失格で低迷した時期もあったが、巧みな位置取りでよみがえった。印は回らなかったが、先行ラインの3番手から連絡みはある。

【大穴この1車】岩谷拓磨(福岡・115期)。

 西日本のS級戦で人気になっているものの、グレード戦ではまだ万車券メーカーの一人だ。昨年12月の伊東記念3日目2着は1万円も、2月高知GIII(〈1〉〈4〉〈3〉〈3〉)の決勝戦では5万7890円のビッグショット。

 さらに特別初出場だったウィナーズC最終日3着で約2万円。ちなみに高知の優勝者は大分の選手で、ウィナーズCの1着は、ここを走る瓜生崇智(熊本・1班)だった。九州期待の機動型。高配当をまとめて2本出すようなら、それで打ち止めになるかもしれない。

【狙い目の伏兵3人】

 S級入りから1年余になる青野将大(神奈川・117期)が着実に伸びてきている。ここは地元戦でラインはできる。初日は1着で手広く流したい。

 青野と同期の鈴木陸来(静岡)は、準決勝に乗った2月静岡記念(〈1〉〈3〉〈6〉〈8〉)が光る。大崩れしなくなっているだけに、静岡記念の再現も十分ある。

 昨年6月に特昇で返り咲いた伊東翔貴(福島・100期)は、S級戦でまだ準決勝止まりだが、今年、記念で2勝した果敢な戦いぶりが強く印象に残っている。31歳になるが、大化けがあるのではないか。

山口健治(やまぐち・けんじ):1957年1月、東京都荒川区生まれ。競輪学校38回生卒業チャンピオンとしてデビュー。主なタイトルは日本選手権、競輪祭(2度)。09年1月引退。現在「スポーツ報知」評論家。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年09月04日 07:00

    地上からは想像もつかない深海で、半世紀前に投棄された「核のゴミ」が静かに朽ち果てている――。米メディア「The Week」電子版が、そんな背筋が寒くなるようなニュースを報じた。フランス沿岸から約1000キロ離れた北東大西洋海域の水深約470...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年09月05日 14:15

    東京都港区で8月に行われた「麻布十番納涼まつり」で、屋台の「冷やし蟹ラーメン」を食べた78人が下痢や嘔吐などの症状を訴え、3人が入院した問題で、新たな衝撃事実が判明した。東京都と港区は発症者31人と従業員2人の便からサルモネラ属菌が検出され...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    政治
    2026年09月08日 07:15

    アメリカ・アイダホ州の一部地域では、畑の土を外へ持ち出さないよう、厳しい移動制限が敷かれている。農機具も土を完全に落とさなければ、「発生地域」の外へは出せない。そこまでして封じ込めている相手が、肉眼ではまず見えない「線虫」だ。名前は「ジャガ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/1発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク