スポーツ
Posted on 2024年07月04日 10:45

メッツ藤浪晋太郎が大失態!「逃げ恥」が全く通用しない「もうひとつの欠陥」判明

2024年07月04日 10:45

 もはや逃げている場合ではない。

 右肩の張りで60日間の負傷者リスト(IL)入りしているメッツの藤浪晋太郎が現地7月2日に2Aでリハビリ登板。1回2三振、無失点で終えた。投球数はわずか8球で、その全てがストライクという「らしからぬ投球」だったが、なぜか現地での評判はいまひとつだ。メジャーリーグを取材するスポーツライターが、その理由を明かす。

「藤浪が今季投げていた3Aに比べ、2Aは打者のレベルが極端に低い。抑えて当然です。それはいいとしても、藤浪の『もうひとつの欠陥』が明らかになった投球でしたからね」

 それは阪神時代から再三にわたり指摘されてきた、ボールに向かう姿勢だという。セカンドゴロで三つ目のアウトを奪ったのだが、この処理が問題だった。

 打球はそれほど勢いがなく、マウンド前で大きく跳ねる。ところが藤浪は捕球しようとはせず、頭を抱えてしゃがみ込んでしまったのだ。この映像を目の当たりにしたメジャー関係者からは、

「強烈な打球でなく、普通に捕球できたはず。明らかにボールを怖がっていたようにしか見えない」

 と失笑が漏れたという。阪神時代の藤浪を知るスポーツ紙遊軍記者が指摘する。

「打球を怖がることが多く、確かに『闘争心がない』と指摘されてきました。今は少しでもアピールしなくてはいけない立場なのに、マイナスの印象を与えてしまっては…」

 本来ならとてもメジャーからお呼びがからないのだが、今のメッツはブルペンが壊滅状態にある。守護神のエドウィン・ディアスが粘着物質使用の規定違反で、10試合の出場停止処分を受けたことに加え、ドリュー・スマイリーが右肘を痛めてIL入り。リード・フォーリーもIL入りしており、今季好調のドリュー・スミスはトミー・ジョン手術を受けることが確定的となっている。それこそブルペンは、猫の手も借りたい状態なのだ。

 1年契約の藤浪にとって、今が千載一遇のチャンス。打球から逃げるのは恥で、役には立たない。

(阿部勝彦)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/7/22発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク