スポーツ

中日・山本昌が「引退・新球・優勝」を独占激白!(2)大谷との対談で出た“ある質問”

20150212z

山本 野球への情熱や向上心はまったく衰えていないけど、肉体的には限界ギリギリ。昨年、登板した翌朝は体が鉛のように重くて、布団から起き上がれないこともしょっちゅうだった。残りカスの燃料で何とか投げている、という感じですね。

── 山本は肉体的な衰えをカバーするため、毎年シーズン前に、新球の習得や投球フォームの微修正に取り組んでいる。そして「変化は進化だ」と断言する。

山本 オフに日本ハムの大谷翔平君と対談する機会があったんだけど、その際に「ボールを速く見せるコツは?」と質問されたんです。僕は130キロ台の球速しか出せないので、160キロを投げる大谷君に「十分、速いんだから」と苦笑いしました。でも、対戦した打者からも「山本さんの球は速い」と言われることがあるんです。

 確かに、今も調子がいい時は「今日のまっすぐなら、少々甘めのコースに入っても打たれない」と感じることがあります。20代、30代前半の全盛期の頃から球速は変わっていません。それどころか、43歳の時に東京ドームで出した143キロが自己最速。

 僕が投げる直球の回転数は、普通の投手の1.5倍あるということがわかっています。つまり、キャッチャーミットに収まるまでの回転数が多いことで、上へ向かおうとする力が発生し、打者からすると手元で伸びてくるように見えるらしいんです。どうやらそれが130キロ台のストレートでも打者を詰まらせることができる理由のようです。

 プロ入り前から、ふだんのキャッチボールでも「きれいな回転」の直球を放ることを基本にしている。そんなこだわりのある直球を進化させるのが、キャンプの大きな課題ですね。今季もまっすぐの質をさらに高めるために、投球フォーム修正作業に着手しています。これまでよりも修正幅の広い‥‥。

 これは、昨年の失敗を踏まえてのこと。最近、日本球界でもツーシームと呼ばれる「不規則な回転」で変化するボールがもてはやされているけど、実は一昨年のオフに「不規則な回転」の新球を習得することで「きれいな回転」の直球がより生きると思ったんです。そこでツーシームとカットボールの習得に挑戦したんだけど、手応えが増す中で、「もっと曲げてやろう」と欲が出てしまった。そうしているうちに肘が下がって、腕が遠回りするようになって、生命線のストレートにも狂いが生じるようになったんです。

 昨シーズン中からツーシームとカットボールは封印して、投げ込みと走り込みが中心の再調整を行い、今は本来のストレートを取り戻しつつあります。昨年の失敗は残念だけど、その経験があったからもう一度磨き直すという原点回帰ができた。沖縄の春季キャンプでは、1300球をメドに投げ込みを行い、投球フォームも微調整してスピードアップを目指したい。そしてシーズンが始まったら、130キロ台のストレートで一線級の打者を打ち取る姿を、ファンの皆さんにお見せできればと思っています。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    暑いと思ったら顔が赤い?恥ずかしい赤ら顔は化粧水でケア

    Sponsored
    91796

    ゴールデンウィークも終わり、これから夏に向けて徐々に気温が高くなってくる季節ですね。スポーツやイベントなど出かける機会が増えてくる方も多いのではないでしょうか。そんな楽しい季節ですが、気候の変化による肌トラブルも気になります。日中の日差しか…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , , , |

    高血圧・高血糖・高血中脂質が1つでもあると、動脈硬化につながる「トリプルリスク」になる!?

    Sponsored
    102085

    いま、アラフォー世代を中心に、「トリプルリスク」の危険性が叫ばれている。「かくれ肥満」を提唱し、メタボに警鐘を鳴らした医師の岡部正さんによると、「高血圧・高血糖・高血中脂質のうち、どれか1つでも該当すると他の2つも悪くなる可能性がある」そう…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , , , |

    認知症の予防に期待!? 世界初、九州大学がプロポリスの認知機能向上効果を実証!

    103760

    九州大学大学院歯学研究院の武洲准教授と倪軍軍助教の研究グループは、中国青海省人民病院との共同研究において、ブラジル産プロポリスが中国チベット高原に住む健常な高齢者の認知機能低下並びに全身性炎症の改善効果をもたらすことを明らかにした。臨床研究…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
西野カナの休養宣言で芸能界に広がっている「意外な風評被害」とは!?
2
中居正広、2番組打ち切り報道で急浮上した「ポスト中居の意外ジャニタレ」
3
松本人志・三又又三「絶縁騒動」に続きあの“電撃”芸人にも金銭トラブルが
4
藤原紀香、広末涼子…今年前半は芸能人夫婦の“改元離婚”ラッシュが起きる?
5
「ゴチ」に千鳥ノブ加入で「これでアノ男はなおさらいらない」の声続々!