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記事全文を読む→「怪現象のデパート」に巣食う霊を鎮めよ!霊媒師が指示した方法は…38年も増改築され続けた「アメリカで最も呪われた屋敷」
7月公開の「事故物件ゾク 恐い間取り」に続き、8月には「近畿地方のある場所について」が大ヒット。さらに10月には「火喰鳥を、喰う」公開が控えるなど、今年もトラウマ級の恐怖が体験できるジャパニーズホラー映画が猛威を振るっている。
ホラー映画は日本のみならず、アメリカでも暑い夏の定番だが、数あるホラー作品の中でも、現存する「幽霊屋敷」のおぞましい成り立ちを描き、全米のホラーファンを震撼させたものがある。2018年に公開された「ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷」だ。
オカルトファンなら一度はその名を聞いたことがあるであろう「ウィンチェスターハウス」は、アメリカの西部開拓時代に銃ビジネスで成功を収めた実業家ウィリアム・ワート・ウィンチェスターの未亡人サラの個人邸宅。現在もカリフォルニア州サンノゼに残り、観光名所となっている。実はこの「幽霊屋敷」には、ひどく呪われた暗黒歴史が存在するのだ。
ウィリアムの父オリバーが、ウィンチェスター・ライフルを開発、会社を設立したのは1873年。アメリカが西部開拓に沸く時代である。その後、世界各地で紛争が勃発。同社が製造するライフルは売れに売れ、ウィンチェスター家は巨万の富を築くことになった。
ところが2代目社長ウィリアムの代になると突然、一家に不幸が訪れ始める。夫妻の娘アニーが亡くなると、続いて初代社長オリバーが、さらに翌年には2代目ウィリアム自身が相次いで世を去った。屋敷内では夜な夜な、怪しい人影が徘徊するようになり、椅子やテーブルが動いたり、突如としてラジオが鳴り出すなど、数々の怪奇現象が起こるようになる。
次々と家族を失った孤独と喪失感に加え、日々の恐ろしさに苛まれる未亡人サラは霊媒師を呼び、助言を求めることに。霊媒師は言った。
「あなたに不幸が続くのは、ウィンチェスター銃で命を失った者たちの祟りがあるから。怨霊を鎮めるためにアメリカ西部に家を建て、さらにそれを建て続ける(増改築し続ける)こと。そうでなければ、あなたは生き長らえないだろう」
その言葉を信じたサラは1885年にサンノゼに引っ越すと、2階建ての屋敷を購入し増改築を開始。24時間365日体制で、一日も休むことなく続けられた作業は、彼女が心不全で死去する1922年9月5日まで38年間、続けられたという。
徐々に付け足された屋敷は、最盛期には敷地面積65万平方メートル、7階建てで(現在は2万4000平方メートル、4階建てに縮小)、内部は地図がなければ歩けないほど入り組んでいた。これは幽霊を惑わすためだったとされる。
屋敷はサラの没後、1923年から一般公開されているが、ディズニーランドのホーンテッドマンションのモデルになり、現在はサンノゼのランドマークとして、世界中から観光客が訪れている。
とはいえ、今もなお幽霊の目撃証言が多発しているというから…。
(ジョン・ドゥ)
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