芸能

ああ、なるほど!中森明菜が次々と「海外レコーディング」できるワケ

20140812nakamori

 中森明菜が9月30日に、通算50枚目のシングル「unfixable」を発売することがわかった。海外で極秘レコーディングされたもので、全編が英語詞というのが特徴となっている。

 その明菜は最近、ラスベガスを拠点にしているそうで、同地の「Studio at the Palms」では、クライアントリストに「Akina Nakamori」の名前が確認できる。ここはマドンナも利用している超一流のスタジオで、おそらく前作の「Rojo-Tierra-」もここでレコーディングした可能性が高そうだ。

 このような素晴らしい環境は明菜の精神面にも好影響を及ぼしそうだが、今の明菜に海外レコーディングをする余裕があるのだろうか? 昨年発売されたベストアルバムの「オリジナル」と「歌姫(カヴァー)」は2枚合わせて25万枚、単純計算で10億円以上を売り上げた計算になる。

 これに気を良くしたレコード会社がシングルの海外レコーディングも進めたそうだが、今年1月発売の「Rojo-Tierra-」は初週1万4000枚止まり。オリコン週間ランキングで8位になったのは喜ばしいことだが、この程度の枚数では渡航費を出すことすら難しそうだ。そのへんのコスト計算はどうなっているのだろうか?

「レコード会社側では渡航費や滞在費は出していないのかもしれません。というのも、現マネージャーで交際相手とされる男性は、明菜の住むマンションを丸ごと所有していると言われ、かなりの資産家と言われています。そんな彼なら明菜を米国に長期滞在させる費用など、簡単に出せるんじゃないでしょうか」(芸能記者)

 たしかに明菜個人にかかるコストがなければ、国内でレコーディングしているのと変わらないわけで、レコード会社の負担は少ないはずだ。だが、米国の超一流スタジオとなると、その利用料は目の玉が飛び出るほど高額なのではと心配にもなるが‥‥。

「むしろ日本のほうが高いくらいですね。米国では音楽不況でスタジオ代の相場も下がっています。そのラスベガスのスタジオも、1日あたり2000ドル(約25万円)以下で使えるようです。東京の録音スタジオにもピンキリありますが、明菜クラスのアーティストになると、1日あたり30万円以上の一流スタジオが必要でしょうね」(音楽関係者)

 かつては大物アーティストの定番だった海外レコーディングだが、条件さえそろえばそんなに敷居が高いわけでもなさそうだ。明菜の次期シングルが、海外レコーディング費用をカバーできるほどに売れるのか、レコード会社側も期待と不安でいっぱいだろう。

(金田麻有)

カテゴリー: 芸能   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「致死量」井上清華アナの猛烈労働を止めない「局次長」西山喜久恵に怒りの声
2
完熟フレッシュ・池田レイラが日大芸術学部を1年で退学したのは…
3
またまたファンが「引き渡し拒否」大谷翔平の日本人最多本塁打「記念球」の取り扱い方法
4
打てないドロ沼!西武ライオンズ「外国人が役立たず」「低打率の源田壮亮が中心」「若手伸びず」の三重苦
5
京都「会館」飲食店でついに値上げが始まったのは「他県から来る日本人のせい」