社会
Posted on 2015年09月01日 09:55

東京五輪エンブレム問題・佐野研二郎は高校時代から「パクリ」をやっていた

2015年09月01日 09:55

20150903m

 歴史的イベント・20年東京五輪に早くもミソをつけたデザイナー・佐野研二郎氏(43)の盗作疑惑。しかし、高校時代にも「パクっていた」との証言があり‥‥。

 20年に開催される東京五輪の大会エンブレムが、ベルギーの劇場ロゴと酷似していると、被害者のデザイナーが指摘したのは7月29日のこと。8月5日、デザインを手がけた佐野氏は、

「私はアートディレクター・デザイナーとして、ものをパクるということをしたことは一切ありません」

 と、盗作疑惑を記者会見で一蹴している。

「この会見がネットに火をつけ、大多数の人が調査を開始。連日新たな疑惑が発見されています。この流れを受け、佐野氏にデザインを依頼していた企業は事実確認に奔走中です」(広告代理店社員)

 サントリーがプレゼントする「佐野研二郎デザイン」のトートバッグにも疑惑がかかり、本人が認めることとなった。同社広報部担当者が説明する。

「佐野氏側からデザインの一部にトレース(描き写し)が見られたとしてデザイン取り下げ申請がありました。30種のバッグのうち8種の発送を中止しています」

 名古屋市の東山動物園では、佐野氏がデザインしたシンボルマークが、コスタリカの動物園のロゴマークと酷似しているという指摘もあった。

「現在回答待ちです。佐野氏がデザインしたロゴは看板、ポスター、グッズ、社員の制服など多岐に使われています。トレースであったりすると、お金の面も含めて非常に困ってしまう」(東山動物園広報)

 国際裁判にもなりかねないが、今回のケースが訴訟になった場合どうなるかを紀藤正樹弁護士に聞いた。

「サントリーの件ははっきりしているので、訴えられたら負けるでしょう。五輪の件は、偶然似たのか、故意にまねたのかを、被害者側が証明しなければならず、五分五分です。しかし裁判になると、ベルギーで行われるので原告有利になる可能性はあります」

 佐野氏は大手広告代理店「博報堂」から独立。国家プロジェクトのロゴデザインを手がけるようにまでなったが、生まれついての「芸術家肌」というわけではなかったようだ。

「高校時代は陸上部に所属。美術部にかわいい女の子がいたので掛け持ちで入部したようです。その後、顧問にセンスをほめられ、本格的に美術に。3年から勉強を始め、1浪して多摩美術大学に入りました」(前出・代理店社員)

 体育会から美術系への転機となった、東京都内の高校の同級生に尋ねると、

「とても地味な印象で記憶に残っていません。今回の報道も同姓同名だと思いました。1クラス50人もいましたが、クラス内でも知らない人がいたほど」

 当時のあだ名は「ノンノン」。だが、高校時代には目立ちたいためからか「パクリ」を披露していたという。

「ノンノンは毎年文化祭に参加して、ある年友人とコントの出し物をしました。上下黒の長袖ジャージを着て、その上に短パンをはいて頭には水泳帽。内容は当時はやっていたコントをまねしたものだったと記憶している」(前出・同級生)

 当時、コンビでやるジャージ芸といえば、とんねるずが「みなさんのおかげです」でやっていた「モジモジくん」が全盛期。ネタ元はこれか‥‥と思ったが。

「(芸の内容は)まったく印象に残っていない」(前出・同級生)とのこと。一目で記憶に残る「デザイン」を生み出す、クリエイターの面影は舞台上にはなかったようだ。5日の会見では過去の作品について、

「(他から)影響をされることはあると思います。まったくのゼロというわけでない」

 と語った佐野氏。ここまで叩かれるのも当然と前出の紀藤弁護士は主張する。

「オリンピックのロゴをデザインしたのですから、公人でしょう。そういう立場の人間が、今回の一件についてもう一度会見(で説明)をしないのはおかしいでしょう」

 タイツ芸でもすれば許される状況にはないようだ。

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