「だけど、こないだ紅白で歌ったと思ったら、もう今年終わりか。こりゃまた、早ぇ~な。しかし、今年は見事にコロナで終わっちまったな」11月14日、毎週土曜のレギュラー番組生放送のため、楽屋に入った殿は、わたくしに「北郷、何か変わったことはね~か...
記事全文を読む→アル北郷
以前、当連載でもチラッと書きましたが、10年程前、世界的映画俳優・ジュード・ロウが来日した際、テレビ局の楽屋に直接殿を訪ね「あなたの映画のファンです。僕をあなたの映画に出演させてください」と、熱いラブコールをされ、ジュード・ロウが楽屋を去る...
記事全文を読む→殿は「遊ぶ」といった言葉を実によく使います。以前、ある日のスケジュールが〈ホテルで取材を受けたのち、移動してレギュラー番組収録のためテレビ局に入る〉といった流れだったのですが、ホテルでの取材がことのほか早く終了し、局への入り時間まで、まるま...
記事全文を読む→殿はきっと日本でいちばん、結婚式のお祝いコメントビデオを頼まれている方ではないでしょうか。「たけしさん、すいません。以前、たけしさんと一緒に番組をやっていた○○○が、このたび結婚をしたので、お祝いのコメントを頂けないでしょうか?」的なお願い...
記事全文を読む→以前、当連載で〈殿は弟子や下の者を食事に誘うのが抜群にうまい〉と書いたことがありました。ちなみに「うまい誘い方」とは、具体的に言えば、本来、師匠と弟子の関係であれば「おい、飯行くぞ」で済むところを、殿は末端の弟子のわたくしに対しても、「お前...
記事全文を読む→殿はどのジャンルの話題でも、誰の話題であっても、確実に“それに付随する漫談”を持っていて、楽屋だろうとプライベートでの酒席であろうと、“とっかかり”さえあれば、瞬時に漫談トーンにて、わたくしたちに話をしてくれます。以前、8人ほど座れるL字カ...
記事全文を読む→「おい、やっぱりまだライブはダメか?」今年、広島と東京で開催を予定していた「ビートたけし“ほぼ”単独ライブ」が、コロナ禍のため、どちらも中止になってしまいました。殿はこの頃、わたくしの顔を見ると必ずと言っていいほど、先の言葉で確認してくるの...
記事全文を読む→「○○、顔変わったな~。これはやってるな。目のあたり、いじってんだろ?」つい先日、殿と楽屋にて何気なくテレビを見ていた時のこと。画面に映る、某バラエティー番組の司会の男の顔がアップになった瞬間、まるで砂の中に交じる砂金でも見つけたかのように...
記事全文を読む→「そういえば昔、『たけしさんがテレビの中から私に電波を送っています。たけしさんは私にお金を貸したがっています。200万貸してください』なんてのが事務所に訪ねてきたことあったな」先日、楽屋のテレビで殿とニュース番組を何気なく眺めていると〈某ア...
記事全文を読む→殿の最新書き下ろし小説「浅草迄」(河出書房新社)が、10月26日発売(予定)になります。殿は4年程前から、とにかく小説を書く作業に夢中で、会えば必ず「今、○○時代の話を書いてんだよ」といった感じで、執筆中の内容をオープンにしてきます。で、最...
記事全文を読む→先日、週の真ん中のある猛暑日、暑さを理由に昼から家でしこたまビールを飲み、いつの間にか寝てしまったわたくしが、喉の渇きを覚え目を覚ますと、外はすっかり日が暮れており、時計の針は18時を軽く過ぎていました。で、起きしなにケータイを手繰り寄せ待...
記事全文を読む→「おい、確かインディが明日やるよな?」8月22日、土曜の夜の楽屋にて、殿はわたくしの顔を認めるなり、この質問を放り込んできたのです。殿が言う「インディ」とは?アメリカ最大のカーレース「インディ500」のことで、翌日の日曜開催となっていました...
記事全文を読む→「やっぱり貫禄あったね」先日、自身のレギュラー番組「新・情報7daysニュースキャスター」の中で、俳優・渡哲也さんとの思い出を聞かれた殿は、まず北野映画「BROTHER」に出演された時の思い出を振り返ったのです。「BROTHER」撮影時、“...
記事全文を読む→「おい、いい加減、早く売れろよ!」10年程前、酒席の場で「北郷はいくつになった?」と、殿から年を聞かれ「はい、37歳になりました」と、わたくしが即答すると、殿は即座に、というか食い気味に、冒頭の言葉でツッコんできたのです。確かに、まったく売...
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