日中関係で憂慮していることがある。せっかく高市政権になり、菅・岸田・石破政権と続いてきた「媚中」から脱却しなければならず、かつ脱却できるはずなのに、外務省事務方が追い付けていない感じがするからだ。いい変化の兆しはある。「岸破」外交時代、中国...
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「JJ」とは、外務省入省直後の不肖私が登場する、一世を風靡した女性雑誌ではない。長年の同僚であった、島田順二・前アイルランド大使のことだ。Junjiの名前を覚えやすいようにと、自己紹介の際に「JJ」と名乗ってきたため、多くの外国人に「JJ」...
記事全文を読む→日中外務省アジア局長定例協議での中国人外交官の仕草が、大きな論議の的となってきた。11月18日、両手をポケットに入れたままで日本側の金井正彰アジア局長を遇した劉勁松アジア局長の態度が外交官にあるまじき非礼として、多くの識者から指弾されている...
記事全文を読む→中国の猛反発と「日本拒否」行状で両国の緊張が高まる中、中国による「意図的な情報操作」が問題になっている。11月18日に北京で行われた、日中の外務省局長級協議。日本の金井金井正彰アジア大洋州局長と中国の劉勁松局長が会談の場を持った。会談は中国...
記事全文を読む→「世界の真ん中で咲き誇る日本外交を取り戻します」高市早苗新総理の所信表明演説のこのくだりに、外交に対する並々ならぬ意欲を感じた国民は多いだろう。かつて「世界の真ん中で輝く」と安倍晋三総理が語ったことや、燦然と輝く安倍外交の成果を想起させられ...
記事全文を読む→千葉県木更津市をはじめとする日本の4市が、ナイジェリアその他のアフリカ4カ国の「ホームタウン」となるとのニュースには腰を抜かした。長年外交に携わってきた立場から、一連の顛末の何が問題であるかを深堀りしたい。第一の問題は、JICAや外務省とい...
記事全文を読む→夏が来れば思い出す♬のは、尾瀬だけに限られない。外交官時代に重ねた旅の数々だ。拙著「日本外交の劣化」で記したとおり、入省したての頃、上司であった課長から受けた訓示を今も覚えている。「喧嘩をせよ、恋をせよ」その教えを受け、いずれの国に赴任しよ...
記事全文を読む→名越「Asagei Biz」のウェブ連載を抜粋した第4章「弱腰外務省の実態」では、「不倫の外務」と呼ばれる実態も書かれています。僕も海外勤務中、昼間の外交活動はおとなしいけれど、夜の街では元気になる「上半身アジア系」、「下半身ラテン系」とい...
記事全文を読む→「国家衰退を招いた 日本外交の闇」山上信吾/1870円・徳間書店トランプ関税への対応で迷走する石破外交。前駐豪大使・山上信吾氏が新刊「国家衰退を招いた 日本外交の闇」で、米・中・露への弱腰ぶりを徹底糾弾。これまで語られることのなかった外交の...
記事全文を読む→外務省「チャイナスクール」の垂秀夫・駐中国大使が近く離任し、後任には金杉憲治・駐インドネシア大使が就く。金杉氏は昭和58年入省。垂氏は昭和60年と、年次が逆転する。中国大使は駐米大使などと並ぶ重要ポストではあるが、日中関係が厳しさを増す中、...
記事全文を読む→2月24日、元毎日新聞記者だった西山太吉氏が91歳で死去した。12年にTBSテレビで放送した山崎豊子原作の「運命の人」の主人公のモデルとされる。72年の衆院予算委員会で、沖縄返還秘密協定について横路孝弘衆院議員が質問したことを発端に、その資...
記事全文を読む→野球のワールドカップは、日本代表の大健闘とはいかないようだ。「第2回WBSC U-23 ベースボールワールドカップ」が10月19日に開幕する。WBCの侍ジャパン同様、稲葉篤紀監督が指揮を執ることになっているが、状況次第では、日本は「全て不戦...
記事全文を読む→お笑い芸人のケンドーコバヤシが7月3日、河野太郎外務大臣から「夏休み『たびレジ』登録推進書記官」に任命された。そのたびレジとは、海外に滞在中の日本人に向けて、災害やテロの情報を日本語でメール受信できる外務省のサービス。2014年7月に運用を...
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