芸能

矢野浩二 いまだに日本はアウェイ感がある?

テリー 奥さんは際どいチャイナドレスとか着てくれないんですか。

矢野 いやぁ、どうですかね。リクエストしたことないですけど。断られたら怖いじゃないですか。

テリー 逆ですよ。絶対、喜んで着てくれますから。このあとドン・キホーテで買って帰ってください。

矢野 ハハハハハ、買って帰ろうかな。ちょっと検討してみます。

テリー まぁ、そういう話はさておき、仕事のお話も伺いたいんですが。今は「警視庁・捜査一課長」(テレビ朝日系)とか、日本のドラマにもいろいろとご出演ですよね。

矢野 はい、ありがとうございます。ちょこちょこやらせていただいてます。

テリー もう活動の拠点は完全に日本なんですか。

矢野 いや、今も仕事の割合は6対4ぐらいで向こうですね。今はコロナで行けないので、ネットの生放送とか、芝居以外の仕事しかできないんですけどね。

テリー 矢野さんは中国で人気が出て、いわば逆輸入で日本の仕事を始めたわけじゃないですか。日本の芸能界ってどうですか。

矢野 いや、もう日本で6年ぐらい活動させてもらってますけど、悲しいかな、僕にとっては、いまだに日本はアウェイ感がありますよね。

テリー あ、そうなの。

矢野 やっぱり日本での知名度はまだまだですから。向こうではいろんな人が僕を知ってくれているホームグラウンドですけど、こっちでは180度逆で。でも、それは非常に得難い経験というか、すごくおもしろい経験をさせてもらってるなと思います。

テリー とはいえ、もうすぐ放送される「銀座黒猫物語」は主演なんですよね。

矢野 オムニバス形式で各1話完結で、僕は第8話に出演させていただきます。

テリー どんな物語なんですか。

矢野 銀座にある古い活版印刷の店が舞台なんですけども。僕の役は昔売れていたけど、今は人気のない脚本家なんです。で、ふとしたことでプロデューサーと大喧嘩して‥‥。まぁ、この落ち込んでる状況をどう盛り上げていくか、紆余曲折の人生を歩む男の物語なので、自分の人生と重なる部分があって演じていて楽しかったですね。ほのぼのした人情物語ですから、ぜひ見てください。

テリー これ、実際に撮影は銀座なんですか。

矢野 100%銀座です。

テリー へぇ、見させてもらいます。いや、でも今日話させてもらって、矢野さん、やっぱり落ち着いてるよね。根性が座ってるというかさ。

矢野 いやぁ、もう50ですから。でも、全然ですよ。

テリー 千葉真一さんや真田広之さんみたいに、どんどん世界に進出していってくださいよ。

矢野 そうですね。日本の場合、どうしても海外進出というとアメリカ、ハリウッドという方向になるんですけど、もっと身近な国、特にアジアの国も重視してほしいと思いますよね。もちろん、ハリウッドもいいんですけど。もし、これから中国やアジアで活動したい若者たちがいれば、その応援もしてあげたいなと思ってます。

テリー 先駆者としてね。

矢野 いや、でも、まだまだ僕自身がなんとか生き延びてる状態ですから。もうちょっと踏ん張らなきゃいけないですね。

◆テリーからひと言

 すごく落ち着いていて、スケールの大きな人だね。ホントにひとりで勝負してきた男って感じだよ。その勢いで、ぜひ奥さんにセクシーチャイナドレスを。大丈夫、絶対着てくれるから(笑)。

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