スポーツ
Posted on 2022年11月10日 17:58

日本ハム新球場「野球規則違反」でも改修が間に合わない「このまま押し通すための条件」

2022年11月10日 17:58

 北海道北広島市に建設中の日本ハムの新球場「エスコンフィールド」が、激震に見舞われている。ファウルゾーンのサイズが、公認野球規則の定めを満たしていないことが発覚したからだ。

 本塁からバックネット側のフェンスまでの距離は60フィート(約18.3メートル)以上が必要だとされているが、15メートルしかない。既に95%の工事が完了しており、日本ハムは「球団内で対応を協議中」とコメントした。

 この問題を論じたのは、野球解説者の高木豊氏だ。11月8日にYouTubeチャンネル〈高木豊 Takagi Yutaka〉を更新すると、

「臨場感をより近くで味わえるようなスタジアムっていうのは、オレは人気が出ると思う」

 ファウルゾーンの距離が3メートルも短くなっていることを肯定的に捉えたものだが、一方でなぜ18メートルに定めたのかといえば、

「危険度からなのかな。ベンチも近いと危ないとか。確かにベンチに座っててね、あまりにも距離が近いと怖えなっていうことはあるんだよ、ネットがないからね」

 現在の12球団本拠地球場を見ると、最短は18.3メートルで、東京ドームやマツダスタジアムなど6球団が該当。最長は横浜スタジアムの23.8メートルだ。

 臨場感ある球場作りは話題性も相まって、ファンの心をつかむことは間違いないが、

「3メートル短いことによって、これまで捕手がキャッチできたファウルフライが、スタンドに入ってしまうケースが出てきます。あるいは、投手の暴投があっても、捕手がすぐにボールを取りやすくなるため、ランナーが進む、あるいは本塁に突入するのを躊躇することもあるでしょう。それぞれの立場によって、メリットとデメリットがありますね。とはいえ、球場開幕まで4カ月ほどになった今、スタンドを3メートルずらす工事は間に合いそうにない」(パ・リーグ関係者)

 であれば、このまま他球団の了承を得られるかどうかが、解決の「条件」となるのだろう。球界、そしてファンが野球規則を動かす結果となるのか──。

(所ひで/ユーチューブライター)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    エンタメ
    2026年03月09日 06:30

    日本にも「バベルの塔」が実在していたことを知っているだろうか。バベルの塔は「旧約聖書」の「創世記」に登場する、人間が天に届く塔を築こうとして神の怒りに触れ、破壊されてしまった伝説の塔である。「馬鹿と煙は高いところに登る」という言葉があるが、...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    社会
    2026年03月11日 06:45

    スマホの通知に追われる日常から、少し距離を置く。そんな「デジタルデトックス」では、若者が編み物や日記、フィルムカメラといったアナログ趣味にハマるケースが報告されているが、この流れは中年層にもじわじわと波及している。その背景にあるのは、仕事で...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年03月13日 14:30

    音楽ライブチケットの高額転売をめぐり、旧ジャニーズ事務所の人気アイドルが所属するSTARTO ENTERTAINMENTのライブ主催会社が、転売サイト大手「チケット流通センター」の運営会社と、高額転売を繰り返したとされる東京都内の男性1人を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/3/17発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク