弟の死は肥やし──。他人の不幸が自身の幸運に転じるという意味のことわざが、北朝鮮にあるという。2月13日に暗殺されたのは“異母兄”の金正男氏だが、事件をきっかけに、金正恩氏の「暴走王朝」はますます増長しそうな勢いだ。カネ、オンナ、暴力‥‥取...
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2月1日夕方、松野氏サイドに永田町のとあるビルの一室に呼ばれたA氏は、ようやく立て替え金を受け取ると、その足でスナック「Y」へ。そこにT氏、松野氏の別の秘書も同行した。T氏らはママに菓子折を差し出すと、「今回は迷惑をかけて申し訳ありませんで...
記事全文を読む→文部科学省の組織的な天下り斡旋問題で追及を受ける松野博一文科相(54)に、新たな問題が発覚した。秘書が「無銭飲食騒動」を起こし、店とトラブルになっていたのである。その一部始終を追うと──。「4人はスクッと立ち上がると、コートを手に持ったまま...
記事全文を読む→金正男を暗殺したとされる女性の防犯カメラの映像が公開されると、モデルのようなバツグンのスタイルでDカップの持ち主だとささやかれた。その後、さまざまな情報が飛び交い、中には男性が女装しているという説まで出たが、どうやら真実は最初の印象で間違っ...
記事全文を読む→近藤氏が明かす。「米国は正恩氏を排除して、正男氏を擁立する方向に動きだそうとしていた。これまでただの“亡命者”だったのに、トランプ政権で価値が上がったのです」わかっているだけでこれまで3度、暗殺されかかった正男氏。少しでも「政治」に興味を示...
記事全文を読む→暗殺直後には日本政府関係者の話として「実行犯の女2人死亡」と報じられたが、実際には生きたまま逮捕されている。また、正男氏の「資金源」をNHKでは、はっきりわからないとしながらも「北朝鮮の資金管理や武器輸出に関わっていたという見方もあります」...
記事全文を読む→それはまさに北朝鮮の「若き暴君」が「父の誕生日に兄の首を捧げた」かのような惨劇だった。「暗殺指令」から1885日、実行したのは謎の「LOL」毒殺女。さまざまな情報が飛び交う中、血の憎悪に隠された事件の「背景」をキャッチ。正男氏はなぜ無慈悲に...
記事全文を読む→「民間人の立場で許される範囲のものと考え、人助けという思いで行ってきた」先の予算委員会で、組織的あっせんの中心人物とされる嶋貫氏はこう弁明したが、とても罪の意識は感じられなかった。そこには、役人特有の論理が働いているからだと推測できる。ある...
記事全文を読む→そんなA氏の働きぶりについて、H大学の関係者はこう話していた。「大学には毎日来ていますよ。個室をあてがわれていて、だいたい昼くらいに来て、新聞を読んで2時間くらいで帰っていきますね」具体的な報酬の額まではわからないが、あの慌てぶりから想像す...
記事全文を読む→「月2回で1000万円」──。天下り先の“激ウマ”な顧問報酬が暴かれると、国会のセンセイたちも「おー」とどよめいた。だが、文科省の組織的な「再就職先あっせん」は最近に始まったことではない。国会議員の秘書を17年間務めた作家の朝倉秀雄氏が私欲...
記事全文を読む→2月5日の千代田区長選挙では、小池氏が支援した現職の石川雅己氏(75)が、自民党推薦の与謝野信氏(41)にトリプルスコアで圧勝した。政治評論家の有馬晴海氏が解説する。「出口調査で小池氏の支持率が84%にも達した結果に、自民党の都議は相当ビビ...
記事全文を読む→石原氏といえば99年から4期14年にわたって、都知事として強烈なリーダーシップを発揮。この石原時代を懐かしむ職員もおり、「何で小池さんがこんなに石原さんを叩くのか、周囲は一様に困惑しています。確かに週に2日しか登庁しなかったなんて噂も聞きま...
記事全文を読む→約16万7000人の職員の頂点に立ち、「都民ファースト」の旗を掲げる小池百合子都知事。都議会のドンに森喜朗元総理と、どんな大物にもかみつく「イケイケ言動」で、注目度は高まるばかり。だが、今回ばかりは相手が悪かった。「慎太郎潰し」を打ち出した...
記事全文を読む→マレーシアのクアラルンプール国際空港で金正男を毒殺したとされる2人の女性のうちの1人の写真を、現地のメディア「ザ・スター」が報じた。公開されたのは2枚でどちらも空港の防犯カメラがとらえたもの。髪は肩にかかる長さで白の長袖シャツを着て、ひざ上...
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