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記事全文を読む→池上彰「安倍政権の正体」(2)民主党議員を一本釣りして
──今回、衆参のねじれが解消したことで安倍総理は安定した政権を維持できるわけですよね。
えぇ、安倍総理は何としても憲法9条を変えたいわけですよね。憲法改正は衆院、参院、どちらも3分の2以上の賛成で発議し、国民投票して賛成であれば憲法を変えられるわけです。ですが、3分の2というのが非常にハードルが高く、いちどきに変えるのはどうも難しいので、過半数で発議できるように96条を変えてから9条へ、という手順で憲法改正しようと考えているわけです。
──2段階で改憲を進めるわけですね。
はい、9条を変えることには抵抗があるが、憲法を変えやすくするということ自体には賛成するという勢力はあるので、まずそこで過半数で変えられるようにすれば、自民党は衆参ともに過半数あるわけですから、その先は9条を変えられるわけです。ちなみに96条を変えてもいいという勢力は衆議院で3分の2を超えています。自民以外に、みんなの党、維新だけで3分の2ある。ところが参議院では維新、みんな入れても3分の2いきません。
──公明党がキャスティングボートを握る立場にある。
はい、でも公明党は9条だけではなく96条改正にも消極的です。発議のための3分の2を集めたい安倍総理が狙うのは民主党なんです。このままいけば3年後の改選で危ない民主党の参議院議員はたくさんいるわけです。できれば民主党を離れ自民党へ行きたいと思っていても、さすがに次の選挙で落ちるから自民に行くというのでは通用しませんよね。そこで「憲法は改正する必要がある。改正をしない民主党には愛想が尽きた」と言えばどうです。
──何となく説得力があるような。
でしょ。「憲法改正する安倍さんの考え方に共鳴します」と言えば、大義名分が立つわけです。これから安倍内閣は、こうして一本釣りして3分の2を目指すわけです。
──その後、一気に改憲に突き進むことになる?
そこがまたわからない。今、高裁で、衆院は1票の格差問題で違憲状態だと判決が出ているでしょう。今秋にも最高裁で判決が出ることになりますが、今度は憲法違反状態どころか憲法違反そのものという判決が下りるかもしれないわけです。となると、いざ憲法を改正しようとしても、憲法違反の選挙で選ばれた議員が憲法を変えられるのかという議論になってしまう。今はいわゆる「0増5減」で違憲でないギリギリの状態になっていますから、安倍総理は最高裁の判決を受けて、来年の年明けに衆院選をやる可能性があるわけです。
──また総選挙ですか?
はい、その可能性は非常に高い。三権分立で最高裁判所には違憲立法審査権があると習ったのを覚えていますか? まさにそれですよ。違憲状態のまま憲法改正しようとしたら、それ自体が憲法違反だという判決が下りるかもしれない。つまり衆院を解散しないと憲法改正できないんです。ですから安倍総理は解散する時に最大の争点を憲法改正にするでしょうね。そこで勝てば、国民の信任を得たということで、憲法改正を衆参で発議し、国民投票でも間違いなく勝てるはずですから。
──まさに改憲解散のゴリ押しとは、小泉政権の郵政選挙を思い出します。
そっくりでしょ。
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