スポーツ
Posted on 2020年12月10日 17:56

サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「アオイゴールドの末脚が炸裂」

2020年12月10日 17:56

 今週のメインは2歳牝馬による阪神JF。牝馬クラシック第一弾の桜花賞と同じコース&距離で争われるだけに、ここで勝ち負けして桜花賞も、という馬が少なくない。

 今年も評価の高い馬が名を連ねる。インフィナイト、サトノレイナス、ソダシ、ポールネイロン、メイケイエールといった面々で、いずれも厩舎期待の馬。どんな競馬を見せてくれるか楽しみでもあり、また、目を離せない一戦だ。

 まず、データをひもといてみる。02年に馬単が導入されて以降、これまでの18年間、馬単による万馬券は5回(馬連は4回)。この間、1番人気馬は6勝(2着2回)、2番人気馬は2勝(2着3回)。1、2番人気馬のワンツー決着は2回のみ。たまに大きく荒れることはあるが、中穴傾向のGI戦と言っていいか。

 今年は粒ぞろいだけに、大きく荒れることはなさそうだが、有力どころの力量に大きな開きがあるとは思えず、馬券的には難解な一戦。簡単に人気どおりの結着で収まりそうにない。

 1勝クラスは抽選で6頭のうち5頭が出走可能(ドリアードは回避予定)。この1勝馬の中に穴党として魅力を感じる馬が多い。3冠牝馬ジェンティルドンナの子、ジェラルディーナ、桜花賞2着シゲルピンクダイヤの妹、シゲルピンクルビー、オークス馬ダンスパートナーを祖母に持つフラリオナなどだが、彼女たち以上にやれそうだとニラんでいるのは、アオイゴールドである。

 前走の赤松賞は3着。自己条件で勝ち負けできなかったのだから、本来なら再び1勝クラスにホコ先が向くはず。だが、陣営によると、その時のレース内容がGI戦に臨む決定打になったという。それだけレースぶりに見どころがあったというわけだ。

 確かに、しまい押し上げてきた脚はなかなかだった。先行馬ペースの中、直線、前の馬が壁になるシーンもありながら、上がり2位(34.6秒)の末脚を披露。勝ち馬とコンマ4秒差の3着なら、陣営にとって「次は楽しみ」と期待が膨らむのは当然だろう。

「あの末脚が見られなかったら(阪神JFに)登録はしなかった。もちろん、希望を持てるからです」とは、和田雄調教師の弁。この中間は順調そのもので、1週前の追い切りも軽快でリズミカル。和田師は「前走以上。これまでで最もいい状態かも」と、目を細めていたが、当方としても納得、うなずけるものだった。

 人気薄(10番人気)ながら新馬戦を勝ち上がり、続く札幌2歳S(12番人気4着)で今回の有力候補の1頭、ソダシにコンマ4秒差まで迫ったほど。

 この時は中間、順調さを欠いていて、追い切り後の陣営のコメントも「息遣いが悪く、少し体が重い」と控えめで、いい状態ではなかった。それなのに好内容のレースをしたわけで、能力はかなり高いとみていいのではないか。

 続く3走目の紫菊賞は、逃げて直線パッタリの5着。勝ち馬に大きく離されての大敗だった。しかし、この時も調整に不備があったとみている。関西までの長距離輸送を考慮し、稽古を軽くしたのが裏目に出た格好。走りが大きいだけに道悪馬場もよくなかった。

 このように結果がよくなかった2戦とも理由がはっきりしており、決して軽くみてはいけないのだ。

 勝負根性があるゴールドシップ産駒で、母系は米国の一流血脈。よほどの道悪にならないかぎり、大きく狙ってみたい。

 もう一頭、狙っておもしろいのは、ルクシオンだ。実績から短距離馬のようにみられているが、ダービー馬エイシンフラッシュ産駒で母系もなかなか。九州産馬だが強烈な決め手が身上の馬。一発があっていい。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年01月14日 07:30

    昨年あたりから平成レトロブームを追い風に、空前の「シール」ブームが続いている。かつては子供向け文具の定番だったシールだが、今や「大人が本気で集めるコレクターズアイテム」として存在感を放つ。1980年代から90年代を思わせる配色やモチーフ、ぷ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月19日 07:30

    鉄道などの公共交通機関で通勤する人が、乗車の際に使っている定期券。きっぷを毎回買うよりは当然ながらお得になっているのだが、合法的にもっと安く購入する方法があるのをご存じだろうか。それが「分割定期券」だ。これはA駅からC駅の通勤区間の定期券を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月22日 07:30

    今年も確定申告の季節がやってきた。「面倒だけど、去年と同じやり方で済ませればいい」と考える人は少なくないだろう。しかし、令和7年分(2025年分)の確定申告は、従来の感覚では対応しきれないものになっている。昨年からの税制の見直しにより、内容...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/2/3発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク