社会

年末年始の賢くおトクな帰省の仕方を考える

 年末年始の民族大移動のシーズンがやってきた。帰省にマイカー利用を考えていた人も、このところのガソリン価格の高止まりには閉口しているはず。公共の交通機関を上手に利用してみるというのも一考の余地がある。

 アベノミクスで浮かれている高所得層ならまだしも、庶民の懐具合は「厳冬期」だ。帰省費用の捻出は家計の大きな負担となるが、少しでも軽くするために情報収集して知恵を絞ろうではないか。

 家族で帰省となると、一般に、人数が増えるほど高速道路のマイカー利用が公共交通機関を使うより金額的には有利だ。しかし、このところのガソリン価格の高騰でマイカーの維持を諦めて手放した方も多い。それに「所要時間」と「安全」を考えると、手放しでは「マイカー一択」とは言えないのだ。

 旅行誌記者が解説する。

「たとえば新幹線が使えるルートの場合、世界に誇る日本の鉄道では、遅延というケースはほとんどない。

座席さえ確保できれば、ゆったり寝ていけるし、食事やトイレの心配も要らない。列車の大きな利点です」

 この季節のドライブは、路面凍結や積雪路などのリスクもある。JR東日本管内など雪国を多く抱える地域への移動は、「安全面」も考慮するべきだろう。

 たとえばJR東日本は、年末の往路には使えないが、お正月限定「スーパーモバトク」としてモバイルSuica限定で、東北、秋田、山形、上越、長野の各新幹線の片道の乗車券と普通車指定席特急券をセットで「紙のきっぷの半額以下」という価格を発表している。

 また、JR西日本では、「年末年始の帰省はゆっくりと『こだま』で、ゆったりと」と呼びかけ、山陽新幹線の指定席の座席配置を「グリーン車並み」に改良し、14日前までの購入などが条件で格安の「こだま早特往復きっぷ」を売り出す。

 JR東海でも東海道新幹線に子供連れ専用で無料でプラス1席つく「ファミリー車両」を設置した。

 賢くお安く快適な帰省方法を選びたい。

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