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記事全文を読む→新日本プロレスVS全日本プロレス<仁義なき50年闘争史>「全日本とジャパンが不協和音から関係修復へ」
1985年、日本プロレス界は全日本プロレス&ジャパン・プロレス連合軍VS新日本プロレスという形でスタートしたが、6月に長州力がジャパンの社長に就任したあたりから図式が微妙に変化していった。
ジャパンは興行会社であり、業務提携する全日本の興行を手掛けると同時に、全日本に長州らの所属選手を上げることでその興行を充実させるというのが大義名分だったが、6月に東京・池尻に3階建ての豪華な道場&本社ビルが完成し、長州が社長に就任すると団体色を強めた。
新弟子第1号として佐々木健介が入門、8月22日には前年のロサンゼルス五輪にレスリング・グレコローマン90キロ級代表として出場した馳浩が入団。そして事実上、新日本から引き抜いたスーパー・ストロング・マシン、ヒロ斎藤、高野俊二(現・拳磁)が敵対勢力としてカルガリー・ハリケーンズを結成。全日本に頼らなくても独自で興行ができる準備を急ピッチで進めたのである。
こうしたジャパンに全日本のジャイアント馬場は不信感を持ち、新日本もまたジャパンの動きを注視。ジャパンは全日本と新日本の老舗2団体が警戒する第三勢力になりつつあった。
そうした中、9月8日の東京スポーツで、12月にTBSテレビがジャパンの特別番組を予定していることを報道。2日後の9月10日にはジャパンの大塚直樹副会長が「我が社の現状からして、来年は100試合の興行をやらざるを得ない。そうなると全日本とジャパンが別々に興行をやることもあり得るわけで、近々、馬場さんと話し合います。また、長州社長の考えに共鳴してくれたハリケーンズが11月の自主シリーズに参加しますが、11月12日に両国国技館を押さえており、そこでプレ・オールスター戦を開催する計画もあります」と、爆弾発言を飛ばした。
この時、大塚の頭にはハリケーンズ引き抜きで再び関係が悪化した新日本、不協和音が生じている全日本はなく、ジャパン、ハリケーンズ、UWFによるプレ・オールスター戦を想定していたと思われる。
また、TBSの放映についてはかなり話が進行していた。ピンク・レディーを育てたソーマオフィスが間に入ったからだ。TBSの上層部と親しい相馬一比古社長の仲介によって、12月15日に特番第1弾を放映、12月31日にはNHKの「紅白歌合戦」の裏番組として21時~23時に長州主役の「格闘技大戦争」を放映し、翌86年4月からレギュラー放映という計画だった。
もはやジャパンの完全独立は秒読み段階だと思われていたが、9月半ばに突如トーンダウンした。
9月26日、神奈川県の大厚木カントリークラブで行われた「長州力杯ゴルフコンペ」で長州が「年内のプレ・オールスター戦はない。要するに選手が集まらなかったってことだ。俺はUWFから2人は参加すると確信していたんだけど」と、プレ・オールスター戦の中止を唐突に発表。
時期を同じくして大塚はTBS放映の噂を「TBSさんから話が来ても応じるつもりはありません。全日本さんのゴールデンタイム復帰が決まったばかりですから」と完全否定した。
実は全日本の「決戦! ダイナマイト・ウォーズ」開幕戦が後楽園ホールで行われた夜、馬場、大塚、竹田勝司(ジャパン会長)の三者会談が行われ、関係が修復されたのだ。
一転しての関係修復は、10月19日から6年半ぶりに日本テレビのゴールデンタイム(土曜午後7時から1時間枠)に復帰する全日本には長州らのジャパン勢が必要だと馬場が考えたことが大きい。8月28日、赤坂プリンスホテルで長州らの出席の上で大々的に記者会見を行っている以上、ジャパンとの関係が壊れたら馬場の面目は丸潰れなのだ。
一方のジャパンはTBSでのレギュラー放映がほぼ決定していながら、同局の上層部の中に国際プロレスの中継打ち切り(74年3月)の際のトラブルでプロレスに嫌悪感を持つ実力者がいて、最終段階でゴーサインが出なかったという。
またジャパンがプレ・オールスター戦のためにUWFと接触していく過程で、新日本とUWFの繋がりを察知し、新日本&UWFの連合軍ができる前に全日本&ジャパン連合軍を強化しておかなければいけないということで再び馬場に歩み寄ったという説もある。
ジャパンの独立は、選手が増えすぎたために現状のままでは会社を維持できないという要素も大きかったわけで、関係修復に際して全日本はそれまで放映料の10%をジャパンに支払っていたものを、ゴールデンタイム復帰に伴って15%に引き上げた。
さらにジャパンに4000万円を支払うことで、ジャパン所属選手は全日本の所属になるという新たな契約も交わされた。この契約にのっとればジャパンの独立は事実上消滅したのである。
全日本とジャパンが関係を修復した同じ日、新日本プロレスは東京体育館で大勝負を行っていた──。
小佐野景浩(おさの・かげひろ)元「週刊ゴング編集長」として数多くの団体・選手を取材・執筆。テレビなどコメンテーターとしても活躍。著書に「プロレス秘史」(徳間書店)がある。
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