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記事全文を読む→三浦大輔「裏で物に当たってすごく反省」/テリー伊藤対談(3)
テリー テレビで見てると、監督はあんまり怒った表情とかしないですよね。ハマの番長だからもっと大暴れしてるのかと思ったら。穏やかですよね。
三浦 もちろん点が入ったら喜んでますし、打たれたりリードされたら思うところはありますけど、グラウンドで戦ってる選手たちにベンチを見て試合してほしくないっていうのがあるんですよね。「監督怒ってるな」「コーチ怒ってるな」じゃなくて、「俺たちが戦ってるのは相手チームだ」って、そっちに集中してほしいなっていう。
テリー 声を荒らげて、「お前ら何やってるんだ!」とか怒ることもあるんですか。長嶋監督なんかロッカーを蹴とばしたとか、よく噂を聞きますけど。
三浦 監督になったばかりの頃は裏で物に当たってしまったことがあったんですけど。でも、やっぱりその後ですごく反省しました。今年、(ローワン・)ウィックが交代したがらなかったので、声を大きく張り上げてしまったことはありましたけども。
テリー なるほど。ちなみに自分が出場しない時の日本シリーズとかって見るものなんですか。
三浦 見ます、見ます。
テリー それってどういう風に見るんですか。巨人の阿部監督は「(自分が出ない)日本シリーズなんかつまんねえよ」って。もちろん冗談だと思うんですけど。
三浦 悔しさはありますよ、見てるっていうのは。98年以降ずっと見続けてきましたから。でも勉強になることもいっぱいありますし。投手交代のタイミングとか「そうか、この展開を予想して、さっきはああ動いたのか」とか、もちろん想像でしかないですけれども勉強になります。
テリー 今年日本一じゃないですか。そうすると給料はドカーンと上がるんですか。
三浦 そんなに上がらないです(笑)。大体のベースは決まってるので。
テリー 「いや、日本一なんですからもう少しくださいよ」とは言わない?
三浦 少しは上がりましたけど、あんまり変わらないんですよね。
テリー メジャーリーグはこの前ドジャースの選手が、ひとり7000万円ぐらいでしたっけ、結構もらってましたよね。
三浦 日本にも分配金があると思うんですけど、どのぐらいでしょう。明細とか見ないとわからないです。女房に任せているので(笑)。
テリー 最初にも言いましたけど、2連覇って大変じゃないですか。来シーズンに向けてはどう考えてるんですか。
三浦 梶原昂希とか森敬斗とか若い選手が出てきてるので、そのあたりのレベルアップはまだまだ必要です。今年戦って思ったのは、やはりケガ人が多かったので、1年を通してのコンディショニングというのは非常に大きなポイントになってくるのかなと思います。
テリー シーズン中のケガに関しては、よくキャンプでの体作りがうまくいかなかったからだとか言われますよね。
三浦 キャンプだけじゃないと思うんです。もちろんキャンプで変わることは変わるんですけれども、1カ月で1年の体力が付くかどうかじゃなくて、1年通してです。秋季トレーニングからもそのように取り組んで、それを継続してオフも1月の自主トレもやっていくことが大事なので。そうやって1年通して継続していけば、体っていうのは強くなっていきますし、ケガをしにくい体になっていくと思います。
ゲスト:三浦大輔(みうら・だいすけ) 1973年、奈良県生まれ。高校卒業後の1991年、ドラフト6位で「横浜大洋ホエールズ」入団。1992年、対巨人戦で一軍デビュー。1997年に初の2ケタ勝利でエースとしての地位を築き、1998年にはリーグ優勝と日本一に貢献した。獲得したタイトルや賞に最優秀防御率、最多奪三振、ゴールデンスピリット賞、「プロ野球投手による安打を記録した最多連続年数」のギネス世界記録など。また2004年のアテネ五輪で銅メダルを獲得。2016シーズンで現役引退。その後は解説者、横浜DeNAベイスターズの一軍投手コーチやファーム(二軍)監督を経て、2021シーズンより一軍監督に就任した。
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