スポーツ
Posted on 2025年03月21日 17:58

新庄剛志のおかげで…広島・鈴木健矢はアンダースロー投手として先発大成するか

2025年03月21日 17:58

 プロ野球ではなかなかお目にかかることのない、アンダースロー投手。現役では広島の鈴木健矢、DeNAの颯、巨人の高橋礼など、ごく一部だが、多くは中継ぎに起用され、最後まで先発ローテーションを守り続けられる選手は残念ながら、ほとんどいない。

 そんな中、オープン戦で好投を続けている広島の鈴木が、3月22日のソフトバンク戦で移籍後、初めて先発登板する。鈴木はここまで全て中継ぎで4試合に登板し、打者17人に対して被安打2で自責点ゼロ。3月2日の楽天戦では今季初勝利を挙げている。特に左打者が並んだ打線をしっかりと抑えられたのは、大きな収穫だったといえるだろう。

 広島の菊地原毅投手コーチは、「一度、試してみたい。(打者)ひと回りくらい」と語っており、ソフトバンク打線を抑えることができれば、まずはローテーションの谷間などで先発登板する可能性はありそうだ。

 そもそも鈴木がアンダースローに転向したのは、日本ハム時代のプロ3年目。新庄剛志監督から「下にしようよ」と言われたのがきっかけだ。投手コーチも知らなかったという、まさに突然の提案だったが、結果的にこれが防御率の大幅改善に繋がった。

 2023年は24登板中12試合に先発し、6勝4敗1ホールドで、防御率2.63をマーク。鈴木の登板日は、対戦チームが左打者をずらりと並べて対策をとるほどだった。

 広島のアンダースロー投手といえば、1970年代に活躍した金城基泰が思い出される。金城は1975年の広島初V達成時の胴上げ投手で、9回裏、巨人・柴田勲をレフトフライに打ちとったシーンが記憶に残っている古参のファンはいるだろう。広島にとってアンダースロー投手は、「優勝」を想起させる縁起のいいもの。新庄チルドレンが新天地で花を咲かせるか。

(ケン高田)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年01月14日 07:30

    昨年あたりから平成レトロブームを追い風に、空前の「シール」ブームが続いている。かつては子供向け文具の定番だったシールだが、今や「大人が本気で集めるコレクターズアイテム」として存在感を放つ。1980年代から90年代を思わせる配色やモチーフ、ぷ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月19日 07:30

    鉄道などの公共交通機関で通勤する人が、乗車の際に使っている定期券。きっぷを毎回買うよりは当然ながらお得になっているのだが、合法的にもっと安く購入する方法があるのをご存じだろうか。それが「分割定期券」だ。これはA駅からC駅の通勤区間の定期券を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月22日 07:30

    今年も確定申告の季節がやってきた。「面倒だけど、去年と同じやり方で済ませればいい」と考える人は少なくないだろう。しかし、令和7年分(2025年分)の確定申告は、従来の感覚では対応しきれないものになっている。昨年からの税制の見直しにより、内容...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/2/3発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク