異例のグラビア撮影で、熟したオトナの空気をダダ漏れさせながら「いったい、どこに需要があるのか」と自ら疑問を呈するのは、競馬予想界のマドンナ、ホソジュン。いやいや、「本命◎印」を打つファンはいくらでもいるでしょう、たぶん。トリガミ予想の着眼点から競馬場の楽しみ、そして休日のアレまで、ズボッと激白。
――細江さん、最初にお伝えいたしますが、細江さんの本誌(週刊アサヒ芸能)競馬連載「アソコだけの話」と違って、この表紙美女インタビューは下ネタ禁止でございます。
ホソジュン そうですか…。
――ナンチッテ。
ホソジュン えっ!? ウソ?
――「週刊アサヒ芸能」が下ネタ禁止なんて、そんなこと、あるはずがございませぬ(笑)。
ホソジュン なんだぁ(笑)。
――それにしても、今日はワンショルダーの大人なドレスをお召しに…。お似合いでした!
ホソジュン ホントですか。大丈夫でしたか。
――もちろんです。スタイリストさん(衣装担当)が「品があって、ステキな方ですね」と。
ホソジュン うれしいっ!
――今回は春のGⅠシーズンということで、「アサ芸」にご縁がある「競馬美女」に表紙を飾っていただくという、本誌にとっても初めての試みでした。初回はやっぱり細江さんからでしょう。あらためてありがとうございます。
ホソジュン 最初、連載担当の編集者さん経由でこのお話をいただいた時、思わず笑ってしまいました。「ドッキリ?」って。
――そうだったんですね。
ホソジュン ちょうど11歳の息子と電車に乗っていて「俺は賛成も反対もしない」と。
――おぉっ、大人な反応。
ホソジュン でも「誰が見たいの?」「どこに需要があるの?」と言われました(笑)。
――編集部としては全然アリだと思ってオファーさせていただいたのですが…。それではいよいよ、インタビューを始めましょう。今年前半のGⅠシリーズ、本誌連載ページで細江さんが名前を挙げた馬がみんな、馬券になってます。スゴイ。
ホソジュン 「アサ芸」さんをはじめ、関テレさんの配信でも注目馬を紹介させていただいていて、名前を挙げた馬がワンツーだったり、1・2・3着だったりしているんですけど、なぜか当たっても「ガミる」という…(編集部注:トリガミ=馬券が当たったのにマイナス収支)。お家芸というか、伝統芸能みたいになりつつもあり。
――フジテレビ「みんなのKEIBA」でも、特に佐野瑞樹アナには絶賛されていますよね。狙いすましたかのように、ほんのわずかガミるって。実は狙ってます?
ホソジュン いえいえ(笑)。でも、井崎(脩五郎)先生には「細江ちゃん、役目はわかってるよね」と…。
――どうやったら毎回、あんなニアピンで…。大勝ちするより難しいかも。
ホソジュン やっぱり悩むんですよ。ある時、買い目(点数)を絞ろうと思うと、絞らない方が当たっていて、絞らないでおこうと思うと、絞った方がよかったり。その点が「ガミ・ガミ子」(番組内での愛情あふれる呼び名)になりやすい要因なんだと思います。
――馬券予想をする際、どんなファクターに重きを置いているんですか。例えば記録とか、直前の追い切りとか、持ち時計だとか。
ホソジュン いろいろですよね。今までの一連の流れだったり、レースの内容だったり、調教VTR、最近はあまり行けてないんですけど、取材での感触だったり。
――様々な要素があるからこそ、予想が複雑に。
ホソジュン (大事なことの)いちばんは、コースが求めるものにその馬が適しているかどうかですかね。適性でいえば、馬とジョッキーが、手が合うか合わないかとかも。あとは、能力があるけど粗削りな部分があるな、とか。
――「みんなのKEIBA」でパドックを見て買い目を足したりしていますけど、ギリギリまで買わないということですか。
ホソジュン いえ。だいたい金曜日や土曜日に予想を出すことが多いので、それはそんなに崩さずに買っておいて、当日「いいな」って感じた時は買い足そうと。
――その結果、図らずも微妙にガミるんだから天才的。関西と関東を行ったり来たりですか。
ホソジュン 移動は多いですね。フジテレビさん以外でも、南関東の地方競馬のお仕事で浦和に行くこともありますし、関西でGⅠがある時は関テレさんですね。
――お休みの日は何を?
ホソジュン そうですね、お休みの前の日は…いや、お休みに限らず飲んでいますね。飲むのが大好きなので。
――弊誌の連載担当者から聞いていたとおりです。何を召し上がりますか。
ホソジュン 最近はジンとウイスキーです。
――ソーダ割りを?
ホソジュン ジンはソーダやトニック割りですけど、ウイスキーはストレートで飲むようにしています。
――強っ!
ホソジュン まだそんなに詳しくないんですけど、このウイスキーの作り手さんの想いを割るのはもったいないな、って。
――完全にお酒LOVEな人だ。ところで、お好きな競馬場ってあります?
ホソジュン 今ですか。
――はい。ジョッキー時代ではなくて、アサ芸読者が足を運びたくなるような。
ホソジュン 夏のローカル開催に行って、レースも楽しいのですが、その地方地方で行きつけのお店ができるので、福島の「陽風水(ひふみ)」さんだったり、最近はご無沙汰でも小倉は好きですね。
――やはり、酒前提な雰囲気。
ホソジュン いやいや! 温泉でいえば、函館競馬場もいいですね。近くにある谷地頭(やちがしら)温泉がオススメです。路面電車の最終駅で。
――へ~っ!
ホソジュン たぶん、市が運営しているんじゃないかな。公共施設で550円くらいで入れるんですよ。ここの湯は本当によいです。
――ふぅ、これにてインタビューは終了です。撮影とインタビュー、今日の現場はいかがでしたか。
ホソジュン 写真を見るのがドキドキです。世間様に叩かれないかしら。「調子に乗るなよ」とか。
――ホント、いい仕上がりになると思いますよ。「アサ芸」としては、今年の秋のGⅠシーズンにまた、競馬美女3~4人を表紙でお願いできたらと思っています。その時は細江さん、よろしくお願いいたします。
ホソジュン えっ、あっ、よろしくお願いします。