芸能

清原和博 “薬物無間地獄”状態の最深部を暴く(2)毎回違うホテルを使用し…

20160225b

 清原容疑者は、この卸し屋ルート以外にも隣接する群馬県南部の市に複数の入手ルートを持っていたという。

「卸し屋のバアさんが直接やらなくなって、売人を介しての取り引きになったけど、最近はそのバアさんルートのモノが悪くなったから、売人が別の市にルートを替えたって話もある。いずれにせよ清原は、素人が出入りするはずもない卸し屋にまで足を運んでたんだから大した悪党だわな」(前出・ヤクザ親分)

 清原容疑者がこの北関東ルートとは別に使っていた入手先の一つが冒頭で紹介した都内のホテル宅配ルートだった。元売人が打ち明ける。

「最初に清原に売ったきっかけは、携帯の売買サイト。掲示板に〈上質アイス都内手渡し〉と告知を打ったところ、清原から連絡があったんだ。マトリのおとり捜査の可能性もあるから、うちでは代理人ではなく必ず電話してきた本人に直接受け渡しするのを条件にしている。清原は『これから大丈夫でしょうか?』なんて丁寧な話し方で、渡す時の応対も低姿勢だったよ」

 シャブの注文は半年の間に6回にも上り、清原容疑者は毎回違うホテルを指定してきたという。

「やっぱり、同じホテルを使って足がつくことを恐れたんだろう。多い時には10グラムなど大量に購入することもあった。何度も運んでいると『また来たかー』と、だんだん打ち解けるようになったんだ。ヤクザのことを心から崇拝している様子で、『やっぱり東京のヤクザは格好いいですね』とベタボメされたことまである」(前出・元売人)

 しまいには前述したように、目の前でキメたことまであった。清原容疑者はスタンドに特大アーチを打ち込んだ時のような満面の笑みを浮かべていたという。

「シャブは現役時代からやっていたようで、使い慣れていた。他に、ヤサイ(大麻の隠語)、チャーリー(コカインの隠語)も欲しがったので別の業者を紹介した。目の前にオンナがいたことはないが、清原はいつも部屋を2つ使っていた。その後、隣の部屋でオンナとキメセクをしていたんだろう」(前出・元売人)

 今回の逮捕後、清原容疑者の巨人の元同僚で06年にやはり覚醒剤取締法違反で逮捕された野村貴仁氏がマスコミの前に登場し、「現役時代に清原にシャブを渡していた」と清原容疑者のシャブ歴を暴露したことで波紋を広げている。

 そして、野村氏の逮捕前後の時期に、まだ現役だった清原容疑者がシャブを乱用していたという実態の一端をキャッチした。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「メジャーでは通用しない」藤浪晋太郎に日本ハム・新庄剛志監督「獲得に虎視眈々」
2
不調の阪神タイガースにのしかかる「4人のFA選手」移籍流出問題!大山悠輔が「関西の水が合わない」
3
2軍暮らしに急展開!楽天・田中将大⇔中日・ビシエド「電撃トレード再燃」の舞台裏
4
新庄監督の「狙い」はココに!1軍昇格の日本ハム・清宮幸太郎は「巨人・オコエ瑠偉」になれるか
5
【鉄道】新型車両導入に「嫌な予感しかしない」東武野田線が冷遇される「不穏な未来」