スポーツ

プロ野球2017「ワーストナイン」表彰式<勝手に戦力外通告>(2)阪神・藤浪晋太郎の不振を招いたのは…

 シーズン2位に終わった阪神のワースト投手といえば藤浪晋太郎(23)。3勝5敗の成績と1億6000万円の年俸はあまりに不釣り合いだ。在阪テレビ局関係者が明かす。

「死球連発のピッチングから一部でイップス(運動障害の一種)も指摘されていますが、端的に言えば自己管理の甘さでしょう。藤浪は阪神の高卒選手の規定である5年の寮生活を待たず、特例で昨オフに退寮しましたが、それを機に阪神伝統の『タニマチとの会食』が増えていると言われています。球団の大人扱いが裏目に出た格好です」(在阪テレビ局関係者)

 若手増長の一因を作ったとされるのが、今季チームの主将を務めた福留孝介(40)。2月の沖縄キャンプで、「愛人」と見られる女性と2晩にわたってカラオケデートを楽しみ、あろうことかチームの宿舎で逢瀬を重ねていた様子を週刊誌に報じられたのだ。主将としてあるまじき行動だが、球団側は箝口令を敷いたという。

「記事が出たあと、担当記者たちに『この件については、福留本人に質問しないように』というお達しがあり、結局のところ何の処分も科しませんでした。チーム内では『ベテランを甘やかすと若手に示しがつかない』と心配する声もあったのですが、今季の藤浪を見ているとそのとおりになってしまいましたね」(前出・在阪テレビ局関係者)

 断トツでリーグ優勝しながらCSでDeNAに下克上を許した広島からは、「神ってる夜遊び」を週刊誌に報じられた若き主砲・鈴木誠也(23)がヤリ玉に。5月、都内の会員制ラウンジで美女軍団と飲み明かし、店を出たあとにそのうちの一人の胸元に手を差し込んで、バストを揉みしだく様子がバッチリ撮られたのだ。

「不倫というわけでもなく、特に問題視はされていません。本人も本塁打を打ったあとに、“揉みってる”ポーズでチームの士気を上げていました(笑)。ただ、8月の右足首骨折による離脱は痛かった。CS敗退の大きな要因と名指しされてもしかたないでしょう」(地元メディア関係者)

 パ・リーグにも鉄板の大物ワーストナインが2人いる。言わずもがな、1人は年俸4億円ながらここ3年で1試合しか登板していない松坂大輔(37)。

「2軍の練習は午前中なので、朝9時くらいには高級車のマセラティを運転して練習場に姿を見せますが、早い時には12時には球場を後にします。それ以外にベンツも所有していますが、彼の優雅な暮らしぶりは2軍の選手にも伝わっていて、若手からは『4億円を給料ドロボーに渡すなら2軍の施設に使ってくれれば‥‥』なんて恨み節も聞こえてきます」(球団関係者)

 もう1人が、これまた毎年ワースト選手の常連である、日本ハムの斎藤佑樹(29)。今季も1勝(通算15勝)に終わり、チームで完全に浮き上がっているという。

「5回3失点程度の内容でも『ゲームは作れた』と言わんばかりの表情で、たとえ負け試合でもそんなふるまい。それでも球団はいまだに特別扱い。来季からは早実の先輩である荒木大輔氏が2軍監督に就任して再生させるようですが、ふだんのナルシストな素行もあって、ナインからは『大丈夫か~?』とまったく信頼されていません」(球団関係者)

 最後に紹介するのはオリックスの奥浪鏡(22)だ。13年にドラフト6位で入団。1軍では昨季15試合に出場しただけで、なじみの薄い選手かもしれないが‥‥。

「運転免許停止処分を受けていたにもかかわらず車を運転し、今年5月に人身事故を起こした。免停の報告も怠っていて、球団はただちに無期限の謹慎処分を科し、8月には契約を解除しました」(球団関係者)

 戦力外への落とし穴は、グラウンドの外にもあることを選手は肝に銘じるべきだ。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
2軍暮らしに急展開!楽天・田中将大⇔中日・ビシエド「電撃トレード再燃」の舞台裏
2
不調の阪神タイガースにのしかかる「4人のFA選手」移籍流出問題!大山悠輔が「関西の水が合わない」
3
ボクシング・フェザー級「井上尚弥2世」体重超過の大失態に「ライセンスを停止せよ」
4
「メジャーでは通用しない」藤浪晋太郎に日本ハム・新庄剛志監督「獲得に虎視眈々」
5
新庄監督の「狙い」はココに!1軍昇格の日本ハム・清宮幸太郎は「巨人・オコエ瑠偉」になれるか