殿の最新書き下ろし小説「浅草迄」(河出書房新社)が、10月26日発売(予定)になります。殿は4年程前から、とにかく小説を書く作業に夢中で、会えば必ず「今、○○時代の話を書いてんだよ」といった感じで、執筆中の内容をオープンにしてきます。で、最...
記事全文を読む→ビートたけし
先日、週の真ん中のある猛暑日、暑さを理由に昼から家でしこたまビールを飲み、いつの間にか寝てしまったわたくしが、喉の渇きを覚え目を覚ますと、外はすっかり日が暮れており、時計の針は18時を軽く過ぎていました。で、起きしなにケータイを手繰り寄せ待...
記事全文を読む→「おい、確かインディが明日やるよな?」8月22日、土曜の夜の楽屋にて、殿はわたくしの顔を認めるなり、この質問を放り込んできたのです。殿が言う「インディ」とは?アメリカ最大のカーレース「インディ500」のことで、翌日の日曜開催となっていました...
記事全文を読む→「やっぱり貫禄あったね」先日、自身のレギュラー番組「新・情報7daysニュースキャスター」の中で、俳優・渡哲也さんとの思い出を聞かれた殿は、まず北野映画「BROTHER」に出演された時の思い出を振り返ったのです。「BROTHER」撮影時、“...
記事全文を読む→「おい、いい加減、早く売れろよ!」10年程前、酒席の場で「北郷はいくつになった?」と、殿から年を聞かれ「はい、37歳になりました」と、わたくしが即答すると、殿は即座に、というか食い気味に、冒頭の言葉でツッコんできたのです。確かに、まったく売...
記事全文を読む→「うちはかーちゃんが、そういうたぐいの本は一切読ませてくれなかったね。小説も『そんなもの読んだら不良になる』って言ってダメだったから」以前、とあるインタビューで「たけしさんは子供の頃、どんな漫画を読んでたんですか?」といった質問をされ、殿は...
記事全文を読む→まったくの運だけでビートたけしの弟子になり、殿の周りをウロチョロするようになって、すでに四半世紀が経つわたくしですが、いまだに毎回ワクワクすることといえば、「次の映画はよ、ちょっとまたヤクザの話をやろうかって思って」といった具合に殿の口から...
記事全文を読む→「また増えちまったな。これじゃしばらくライブはダメだな」5年程前から、年2回程度のペースでコンスタントに開催してきた「ビートたけし“ほぼ”単独ライブ」。しかし、いまだ収束する気配のない新型コロナウイルスの影響により、今年は開催のメドがまった...
記事全文を読む→「お前、来週後半あたり空いてる?ちょっとまた宴会やるからよ。電話するわ。1日前に電話しても大丈夫か?」去年の夏、殿よりこんな趣旨の誘いを受け、殿からの電話を首を長くして待っていたことがありました。で、この“殿邸でのミニ宴会”は、ここ5年程の...
記事全文を読む→次の言葉は、13年程前、殿とタップダンスの稽古をしたあとの酒席の場で「殿、この世界に入ったからには、一度でいいから売れまくって、お金をバカみたいに稼いだり、女の子に死ぬほどモテてみたいです」と、恐ろしく頭の悪いわたくしの願望に対する、殿から...
記事全文を読む→これはわたくしの勝手な持論ですが、親分、ボス、リーダー、師匠などなど、部下や弟子や子分などを従える方は大抵、下の者へのお酒の誘いが大変上手です。たとえ立場が上であっても、誘い方にははっきりと、うまい、ヘタがあります。で、長らくたけし軍団とい...
記事全文を読む→「お前は、2000万くらいは貯金あるのか?」1年程前、番組打ち合わせを終え、殿、番組スタッフら数名と食事をしながら、「いったい、老後はいくらあれば安心して過ごせるのか?」といった雑談を交わしていると、殿はかなり唐突に、末席に座っていたわたく...
記事全文を読む→「北郷は彼女いねーのか?」少し前、殿と雑談をしていると、なぜか唐突にこんな質問をされたことがありました。そういえば、3年程前の酒席でも「お前、彼女とかいないの?」と、聞かれたことがありました。さらにさかのぼること10年程前、タップダンスの稽...
記事全文を読む→「三又師匠、今日の収録は面白かったですね。僕はあんな感じで大丈夫でした?」つい先日、“弟子ではないが、20年以上も殿の近くにいて、弟子以上に殿から何かとツッコまれ、いじられ、果ては北野映画にも出演している不思議な男・三又又三さんにインタビュ...
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