政治部記者は森氏の「弱点」をこう指摘する。「森氏が東京五輪を発案したのは、代々木(渋谷区)をスポーツの聖地にするため、世界に誇れる施設を造りたかったから。小池氏の主張に世論が後押しされて、競技会場のコスト見直しがまかり通れば、代々木の再開発...
記事全文を読む→小池百合子
豊洲市場の移転問題で大揺れの最中、「小池劇場」第2幕が開いた。今度は東京五輪の会場変更を巡って、かつて“老害”とも報じられた天敵・森喜朗氏と小池都知事の間で戦火が上がったのだ。小池氏を包囲する政敵たちも鼻息荒く参戦。「ケンカ5番勝負」の抹殺...
記事全文を読む→自民党幹部が回想する。「議員になりたての90年代、よく赤坂の料亭で酔うと『私は女性初の総理になる』と漏らしていた」それが今、現実味を帯びた野望となりつつある。小池氏は9月28日、みずから塾長となって政治塾「希望の塾」のウェブサイトを立ち上げ...
記事全文を読む→対都議会、対五輪組織委でメディアが報じる「小池びいき」の論調とは裏腹に、都庁職員の間では早くも「小池離れ」が進んでいる。「就任当初は我々の間でも『風通しのいい都政を実現してくれるのでは』との期待感が強く、支持者が多かったのですが、ある発言を...
記事全文を読む→9月28日にスタートした都議会では、与党自民党との対立は不可避とされている。自民党関係者の小池氏に対する怒りが根強いからだ。「都知事選の候補者擁立にあたり、自民党本部は『党内からは擁立しない』という方針を立てた。これを小池氏は唯々諾々と承認...
記事全文を読む→また新たな「闇」が明るみに出た。盛り土問題で大紛糾する豊洲新市場の地下水モニタリング調査で、青果棟がある区画から環境基準の1.4倍の有害物質ベンゼンと、1.9倍のヒ素が検出されたのだ。これで識者が築地市場移転の中止に言及するなど、すでにアサ...
記事全文を読む→都民の支持をバックに、「ブラックボックス」にビシバシと切り込むもの言いで好感度を上げている小池百合子都知事。9月28日から都議会が始まると、五輪予算膨張問題でいきなり論戦を展開し、その「雄姿」への注目度は高まるばかり。だが、自身の目の前には...
記事全文を読む→政治部デスクが語る。「都が保有する最後の開発エリアと言われているのが、東京湾埋め立て地のお台場と豊洲。築地、勝どき、晴海、豊洲は川一本隔てて、隣のエリアになります。豊洲に新市場を移転することは、都市計画上では違和感はありません」なぜこの土地...
記事全文を読む→有害物質の検出が報じられる中、科学的な疑問を呈するのが前出の東京農工大・渡邉准教授だ。「土壌が酸化状態だと六価クロムが地表に上がり、還元状態であればヒ素が上がってきます。今回、この2種類が検出されるのは、酸化還元反応が同時に起こっているので...
記事全文を読む→「豊洲移転」動乱で一躍名を上げたのが共産党だ。盛り土問題を指摘した小池知事に次いで、いち早く豊洲の地下水のヒ素などを検出したほか、その独自の情報網に注目が集まっている。都政に詳しいジャーナリストが打ち明ける。「ブラックボックスと揶揄される都...
記事全文を読む→10月3日放送の「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)に出演した東京都知事の小池百合子氏が、年内解散予定であるSMAP・稲垣吾郎の父親とカラオケ仲間であることを明かした。小池氏が自身にまつわるクイズを出題する「クイズ小池百合子」のコーナーで...
記事全文を読む→9月10日、小池知事が緊急記者会見にて明らかにした地下空洞問題。会見で、「いつ、どこで、誰が何を決めたのか明らかにする」と憤った。「地下空洞にたまった地下水からは、多様な有害物質が検出されている。環境基準値内ではあるものの鉛、ヒ素、六価クロ...
記事全文を読む→「私についてきた彼らをしっかり守っていきたい。これが私の責任です」23日の定例会見で、小池氏は庇護を表明。7月の知事選で、自民党都連に逆らって小池支持に回った反党区議7人を「守る」と明言したのだ。「7人は自民党都連から、除名処分に次いで重い...
記事全文を読む→混乱を極める一方の豊洲移転動乱。小池知事の「目論見」は何か?ジャーナリストの池上正樹氏が、都庁側の“転換点”を振り返る。「90年代、東京都が臨海地区再開発に失敗したことで財政が悪化。築地市場は建て替えのための財源を確保するのに、敷地の売却益...
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