芸能

フジ「めちゃイケ」、超低迷でも局員が「打ち切りは絶対ない」と言い切る理由

 今年10月、放送開始から21年を迎える「めちゃ×2イケてるッ!」(フジテレビ系)。

 かつては視聴率20%台を連発し、2004年10月には驚異的な33.2%(ビデオリサーチ調べ)を叩き出した同番組だが、近年は人気が低迷。

 今春からテレビ東京系でスタートした裏番組「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」にもたびたび視聴率で敗北を喫し、各メディアで「打ち切り説」が囁かれている。

 そんな「めちゃイケ」の現状について、関係者に展望を聞いてみると──。

「9月16日の放送で岡村さんがダンスやスポーツなどに挑戦し、それをドキュメンタリー風に放送する人気企画“オファーシリーズ”の続編が予告されたように、今後、いろいろな大型企画を予定しているみたいですよ」と語るのは同局社員だ。

 視聴率の低迷について「社内では『出演者の問題』ではなく『企画の問題』という認識が強い。企画がハマれば、裏番組の『出川充電』を上回れるのではないでしょうか」と語る同社員は、日増しに高まる「打ち切り説」についても「しばらくは絶対にありませんよ」と断言する。

 なぜ「めちゃイケ終了はない」と言い切れるのか?

「適任のタレントがいないんですよ。『めちゃイケ』の代わりに、今後10年、20年続く看板番組を作るにあたって、番組を任せられる若手芸人がまったく育っていない。10月から、ゆりやんレトリィバァら若手芸人がユニットを組んだ新番組『AI-TV』が月曜23時の枠で始まりますが、次代の看板番組に育つ気配は正直感じられません」(前出・局員)

 低迷の続く「めちゃイケ」だが、若手芸人が人材不足のうちは安泰といったところか。

(白川健一)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
2
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」
3
高島礼子の声が…旅番組「列車内撮影NG問題」を解決するテレビ東京の「グレーゾーンな新手法」
4
「致死量」井上清華アナの猛烈労働を止めない「局次長」西山喜久恵に怒りの声
5
皐月賞で最も強い競馬をした3着馬が「ダービー回避」!NHKマイルでは迷わずアタマから狙え