球春到来──。2月1日のキャンプインとともにプロ野球の各球団は一斉にチーム練習をスタートさせた。どこもかしこも順調でないのは当然だが、12球団のうち1球団だけは早々から空中分解の危機に瀕しながらの“見切り発車”を強いられているようなのである...
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2016年のシーズン開始を前に、中日の落合博満GM(62)が仕組んだ「恐怖政治」がチーム内外に波紋を呼んでいる。コトの発端は、昨年12月に行われた8人の新人入団発表だった。レジェンド・山本昌広氏(50)が32年間つけた背番号「34」が、いき...
記事全文を読む→契約更改は年に1度、球団フロントと意見交換ができる場でもあることから、チームリーダーからの切実な環境改善要求もよくある。このオフもオリックスの選手会長、伊藤光(26)が「試合後に自主トレをする選手が多いが、菓子パン程度しか用意されていない。...
記事全文を読む→こんな理論派もいた。人気漫画「グラゼニ」のモデルとされている近鉄の中継ぎ左腕・清川栄治(54)は、超細密な査定資料を忍ばせて交渉に臨んだ。特に「インヘリテッド率」と呼ばれる、自分の投球で本塁に返した走者の数を前の投手が残した走者の数で割った...
記事全文を読む→保留選手がほとんど出ないことも昨今の特徴。理由は下交渉が増えたことだ。「球団も選手もお金でゴタゴタしているようなイメージをファンに与えることを嫌い、大物選手のほとんどが下交渉をしています。実質、そこで保留や決裂があるわけですが、下交渉を重ね...
記事全文を読む→プロ野球界の「オフの戦い」といえば、契約更改である。あの手この手を繰り出して高給を手にしようと交渉に挑む選手たちに、査定という武器で応戦する球団フロントのバトル。時にペナントレースよりおもしろく、怒号と爆笑が渦巻く人間模様の宝庫なのだ。この...
記事全文を読む→今季から高橋由伸新監督(40)の下で新たなスタートを切る、巨人の行く末を危ぶむ声が早くも聞こえ始めてきた。新生ジャイアンツは順風満帆とはいかないようなのだ。巨人では現在、原辰徳前監督(57)の作り上げたチームを解体し、フレッシュな新体制へシ...
記事全文を読む→テリー昌さん自身の来年はどうなるんですか。それこそ長い間ユニホーム人生だったわけですけど。山本まずは、名古屋を拠点に野球解説者として活動させていただけることになりました。あと、東京でも仕事をいただけそうなので、そちらも頑張りたいですね。テリ...
記事全文を読む→テリー昌さんは球界はもちろんですが、中日ドラゴンズの中でも特別な存在だったじゃないですか。山本いやいや、そんなことありませんけど。テリーだから、監督やコーチが昌さんにどんなふうに接するのか気になって。谷繁監督は年下ですよね?山本そうですね。...
記事全文を読む→テリーひと言で32年と言っても、実に長い野球人生じゃないですか。その中でいちばんうれしかったことは?山本これはやっぱり、チームの優勝ですね。テリーへぇ~、ご自身も数々の輝かしい記録の保持者なのに、意外ですね。山本それはそうですよ。「半年間戦...
記事全文を読む→●ゲスト:山本昌(やまもと・まさ)1965年、神奈川県生まれ。本名は山本昌広。小学3年生より野球を始め、日大藤沢高校時代は神奈川県選抜選手として活躍。83年、中日ドラゴンズにドラフト5位で指名を受け入団。88年、5勝をあげリーグ優勝に貢献。...
記事全文を読む→──パに話題を移しますが、日本一のソフトバンクはどうでしたか。D(夕刊紙記者)ホークスは順風満帆に12球団の頂点に上り詰めたけれど、このオフになってガタガタッと来たよね。その激震の筆頭が、松田宣浩(32)のFA宣言。松田がメジャー挑戦を視野...
記事全文を読む→──何とか最下位転落だけは逃れた中日も5位に終わって、45年ぶりとなる3年連続Bクラスとパッとしませんでしたね。B(夕刊紙デスク)話題もほとんどないから、ネタ作りに苦労しっ放しだった。ただ、そんなヒマなドラ番記者たちもレギュラーシーズンが終...
記事全文を読む→2015年も日本プロ野球界は、激闘とともにさまざまな話題が生まれてきた。その裏側を知り尽くした球界の事情通たちが、独自のスクープを持ち寄って回顧する!──15年を振り返って、いちばんインパクトがあったのは、やはりCSファーストステージの直前...
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