現役時代同様、話は広角に乱れ飛ぶ。本邦初公開の「レジェンド秘話」も盛りだくさんだった。監督と選手の関係にあった、故・稲尾和久氏が、縁もゆかりもなかったロッテ監督を引き受けたいきさつを明かした。「当時、九州にあった西鉄ライオンズは『黒い霧事件...
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「我々の時代は、『なんで俺より力の落ちるコイツに代わらなきゃいけないんだ』って、ボール離しませんでした。自分の生活にかかってくるということなんでしょう。今は『早く俺を代えてくれ』っていうそぶりをマウンドで見せる。わかりやすかったのは山本昌だ...
記事全文を読む→巨人がリーグ優勝を決め、原監督が胴上げで宙を舞った9月21日の横浜では、試合の開始に先立ってもうひとりの「名将」が怪気炎を上げていた。予定時間を大幅にオーバーして、ポストシーズンの展望からレジェンド選手との交流までを語り尽くした「オレ流講演...
記事全文を読む→10月17日のドラフト会議まで、あと約2週間。注目は令和の怪物・佐々木朗希(大船渡)と、甲子園準優勝投手・奥川恭伸(星稜)の両投手だが、その2人に対するプロ野球各球団の評価が微妙に変わってきたという。「両投手とも“即戦力”ではありません。と...
記事全文を読む→9月27日、中日・根尾昂がついに一軍登録された。30日の今季最終戦を含め、2試合に途中出場。打席では2打数2三振と、ルーキーイヤーは初安打とはならなかった。「18年ドラフト会議でもっとも高い評価をされたのが、根尾。自主トレ、キャンプ序盤での...
記事全文を読む→9月21日の横浜では、巨人の優勝試合の開始に先立ってもうひとりの「名将」が怪気炎を上げていた。落合博満の「オレ流講演会」である。「今日も週刊誌やらマスコミの人がいればね、落合がどこの球団が誰を獲るとか(言ったと書くんだろう)。今年は野球も終...
記事全文を読む→「世論で決めたりはしない。球団の都合で決める」中日ドラゴンズ・白井文吾オーナーが松坂大輔の去就についてこう語ったのは、9月17日だった。ただし、すでに加藤宏幸球団代表が松坂との直接会談を終えており、「日本球界にとって大事な選手」とこれまでの...
記事全文を読む→かつて「平成の怪物」と呼ばれた中日ドラゴンズ・松坂大輔の去就に注目が集まっている。39歳となった今シーズン、1軍での登板はわずか2試合で勝ち星のない松坂。8月には右ヒジを痛め、いまだ回復の目処は立たず、実戦復帰にはほど遠い状況だ。そんな松坂...
記事全文を読む→「カネの力」は本当に必要だったのか…。セ・リーグのペナントレースは原巨人のマジックナンバー点灯で終焉間近となったが、2位から5位は、いまだ混戦状態にある。5位(9月13日現在)の中日を率いる与田剛監督としては、「昨季と変わらず」の5位では格...
記事全文を読む→“不遇のキャプテン”だった坂本勇人が、巨人の歴史を塗り替える。坂本が連敗を止める35号アーチを放ったのは9月7日。初回には連敗のイヤな雰囲気を断ち切る先制打も放っており、「困った時のキャプテン」と、その勝負強さが再評価された。「坂本がキャプ...
記事全文を読む→8月29日、対巨人戦の試合前に甲子園球場のクラブハウスに揚塩健治球団社長を含む3人の球団幹部が出向いて、今季で5年契約の最終年となった鳥谷敬と進退に関する会談が開かれた。在阪スポーツ紙記者が解説する。「開口一番に揚塩社長から『鳥谷君、ユニフ...
記事全文を読む→「タイガースでユニホームを着てやるのは今シーズンで最後。ファンのみなさんにタイガースのユニホームは脱ぐということを伝えたいなというのが、一番の思いです」8月31日、甲子園球場での巨人戦を前に、報道陣にこう話したのは、阪神タイガースの鳥谷敬。...
記事全文を読む→ハジける笑顔とともに全英女王となり、一躍、注目スターとなった“スマイル・シンデレラ”渋野日向子。そのフィーバーぶりは過熱する一方だが、ファンやマスコミへの“神対応”ぶりはスター性十分。日本のゴルフ界に現れたニューヒロインへの注目度は、今後、...
記事全文を読む→これも、甲子園ヒーローの宿命かもしれない。北海道日本ハムファイターズの吉田輝星がプロ3度目の先発マウンドで「6失点KO」を食らったのは、去る8月14日だった。試合終了を待たずに二軍降格も通達され、その後の二軍戦でも、「雨天中止。先発は翌日に...
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