名越この本の中で小泉さんは「軍事的価値があるからロシアは北方領土を返さないという従来の見方では説明しきれない問題がある」と指摘されています。小泉もちろん、軍事的価値がゼロとは言いません。ただロシアは、軍事の上に政治がくる国です。論理では説明...
記事全文を読む→北方領土
名越国後島は立派な温泉もあって、実に魅力的な場所ですね。小泉択捉島にある石灰岩でできた白い海岸などは他にない風景ですし、天然記念物の白いヒグマもいるようです。名越住民も素朴な人が多い気がしました。ソ連時代の名残で中央アジア系、チェチェン人も...
記事全文を読む→「北方領土を知るための63章」名越健郎・小泉 悠・編集・著 他3名/2640円・明石書店停滞している「北方領土問題」で高市首相が解決に向けて取り組む決意を示したが、はたしてうまくいくのか?東大准教授でロシアの軍事・安全保障の専門家の小泉悠氏...
記事全文を読む→名越ロシアとの北方領土問題はどうなると思いますか?本書で指摘されていましたが、僕も色丹、歯舞の二島返還論ではなく、「四島」に戻るべきだと思います。四島と二島では交渉のポジションや迫力が全然違ってきます。山上二島といっても面積では7%ですから...
記事全文を読む→7月28日からロシアを訪れていた鈴木宗男参院議員が、8月1日に帰国した。鈴木氏は「プーチンの友人」「ロシアの友人」を自認し、ロシアによるウクライナ侵攻についても「原因を作ったのはゼレンスキー」「ウクライナ側にこそ非がある」などと、独特の主張...
記事全文を読む→ロシアのプーチン大統領が「対日強硬姿勢」を強めている。6月7日にはロシアの外務省が、北方領土周辺での「安全操業」を認める協定の履行停止を発表。日本はこれまで協力金を支払って操業を続けてきたが、今後の先行きは完全に不透明となった。5月には、中...
記事全文を読む→「次は北海道が危ない!」もはや遠くで起きている戦争では済まないのだ。ウクライナ侵攻が、極東の日本にまで飛び火した。狂気のプーチン・ロシア軍が、平和ボケ日本に来襲したらあなたはどうする?国際部デスクが解説する。「プーチンはウクライナ侵攻に異を...
記事全文を読む→---ところが冷えきった日ロ関係に楔を打ち込んだのが、12年に誕生した第2次安倍政権だった。---12年3月、プーチンさんは、大統領選の4日前に世界の主要メディアを集めて北方領土問題について言及したのです。「外交はお互い負けのない『引き分け...
記事全文を読む→---だが、これまで日本政府が「4島一括返還論」を国是として掲げてきたと誤解していた読者も少なくないだろう。その背景には、東西冷戦に揺れる世界情勢下で、日本政府の方針が二転三転したことに理由があるという。---56年2月、日ソ共同宣言の締約...
記事全文を読む→ロシアのプーチン大統領がぶち上げた「年内に平和条約を締結」という爆弾発言。11月14日のシンガポールでの日ロ首脳会談では、北方領土問題について安倍晋三総理が「2島先行返還」を口にし、国論を2分しているのだ。はたして日本政府は「4島返還」から...
記事全文を読む→テリー経済協力がうまくいくと、4島が潤っていきますよね。そうすると、ロシアはよけいに返したくなくなるんじゃないですか?鈴木いや、それはないですね。56年の「日ソ共同宣言」の中に「平和条約締結後に、ソ連は日本へ歯舞群島と色丹島を引き渡す」と書...
記事全文を読む→●ゲスト:鈴木宗男(すずき・むねお)1948年、北海道生まれ。拓殖大学在学中から衆議院議員・中川一郎氏の秘書を務める。83年、衆議院議員選挙に初当選。その後、防衛政務次官、外務政務次官、衆議院議院運営委員長、北海道・沖縄開発庁長官、内閣官房...
記事全文を読む→では、中国はどう対峙するのか──それには「ドイツ」の現状を解説しなければならない。「ヨーロッパのグローバリズムで、最も得をした国こそドイツです。ギリシャの債務不履行(デフォルト)の原因の一端も、ドイツにある。欧州の多くの国ではドイツが悪者と...
記事全文を読む→小泉氏は総理時代の04年に、海上から北方領土を視察し、プーチン大統領から不快感を表明された間柄だ。森氏を通じてとはいえ、小泉氏が簡単にロシア側の提案を鵜呑みにするのだろうか。永田町関係者が言う。「もともと小泉氏とプーチン大統領は信頼関係にあ...
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