開幕25連勝を果たし“不敗伝説”を続ける楽天のエース田中将大。だが、今シーズンの開幕直前に開催されたWBCではふがいない結果に終わり、スランプ説も流れたほどだった。しかしその呪縛を解いたのは、ダルビッシュとの極秘会食で開眼した“体幹改造”の...
記事全文を読む→田中将大
誰よりも体調管理に気を遣っていた田中に、12年、さらなる味方がついた。里田まい(29)との結婚だった。楽天の前監督だった野村は「野球選手の妻として大切な三大要素」として「料理が上手なこと」「明るい性格の持ち主」「外出好きでないこと」をあげて...
記事全文を読む→田中自身、今シーズンに賭けたもう一つの大きな理由があった。それは昨年のオフの契約更改時に遡る。その席上で、「今年、チームのために頑張ってくれるならキミの夢の実現のために我々も協力を惜しまない」と約束されたのだ。これで田中のモチベーションは上...
記事全文を読む→リードの責任は全て女房役にある──。一貫した嶋のスタンスに、田中の信頼は厚かった。優勝を決めた一戦でも、得点圏に走者を置いてからのピッチングを外角一本にしぼり、ストレートにこだわったのは、これまでに築いてきた信頼関係がなしえた配球だった。逆...
記事全文を読む→相手打者との徹底心理戦思い出すのは、1995年に起こった阪神・淡路大震災。あの時、目の前の現実に茫然とする被災者を支えたのは、仰木監督率いるオリックスのリーグ優勝、そして翌年の日本一でした。あのオリックスの執念は、きっと神戸の復興の足がかり...
記事全文を読む→チーム創立9年目にして初のリーグ優勝を果たした楽天イーグルス。その立て役者と言えば、24勝0敗の田中将大に他ならないだろう。繊細かつ大胆なピッチングは昨シーズンとは一線を画す安定感を誇る。その裏には、陰で支える女房役の存在があったのだ。9月...
記事全文を読む→人間とは常に「失ってから気づく」動物だ。五体満足、元気満々、精力旺盛、家計安泰、記録更新‥‥やることのほとんどがうまくいく時に、細かいほつれに気づくのはなかなか難しい。たとえ気づいても「自分は大丈夫」と高をくくるだろう。プロ野球選手の発する...
記事全文を読む→万年Bクラスだった東北楽天イーグルスが、まさかの首位を突っ走っている。エース田中将大が12連勝という快挙でチームを牽引すれば、ジョーンズとマギーの両外国人を中心とした打線も爆発。いつもは鉄拳制裁で鳴らす星野監督の存在感もかすむほどだ。はたし...
記事全文を読む→昨年11月のキューバとの親善試合で先発し、2回を1安打無失点、4奪三振と好投した澤村拓一(24)は、その投球スタイルで高い評価を得た。速球に強いキューバの強力打線に対し、首脳陣の期待どおり、変化球を多投して翻弄したのだ。巨人では、原監督から...
記事全文を読む→先発陣の一角を務めると見られる、広島・前田健太(24)は昨季、14勝7敗、防御率1・53という成績を残して文句なしの選出となった。前田は過去の大会を振り返って、こう話している。「前回大会で自分が出たいという欲求はなかったし、選ばれなくて当然...
記事全文を読む→巨人・坂本勇人(24)は小中学校時代、その田中と同じ野球チームに所属していた。十数年を経て、世界を相手に再び共闘するとは思いもしなかったことだろう。坂本は88年会メンバーの野手で断トツの出世頭だが、今大会が初めてのWBC出場となる。昨季は1...
記事全文を読む→いよいよ第3回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の開催が、3月に迫っている。そんな中、3連覇に挑む日本は、過去2大会とは違って、現役メジャーリーガーが参加しない「NPB代表」で戦う。侍ジャパンの象徴だったイチロー(ヤンキース)も、...
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